SAVE JAPAN プロジェクト 2013

北海道 カラカネイトトンボを守る会 あいあい自然ネットワーク

カラカネイトトンボが飛び交う湿原を未来の子どもたちへ

トンネウス沼の環境整備



■タイムテーブル
9:00  受付開始
9:45 開会式
10:00 グループに分かれて活動開始!
12:00 昼食、振り返り(アンケート記入)
14:00 終了・解散

 

■イベント概要
参加者はトンネウス沼とホタル池に分かれて活動しました。
水流を妨げているヨシなどの抽水植物を取り除き、陸化を防ぎます。胴付をはいてぬかるむ沼に入り、手作業で抜き、運んで何か所かに集めます。(乾いたのちに札幌市が処理します。)
(トンネウスウ沼:札幌市北区あいの里公園内にある沼。毎年さまざまな渡り鳥(アオサギ・マガモ・コガモ・ミコアイサ・ヒヨドリ・キジバト・アオジ・シジュウガラ)等が訪れ、トンボが飛び交う、街の中の身近な自然になっている)

 

 


カラカネイトトンボは、トンネウス沼を15年前から整備しています。イベント実施に当たって、北区土木センターさんの協力で、トンネウス沼の水位を下げること(水抜き)を前日から行いました。

 

■イベントを実施して

参加者人数:74名

アンケート回答者数:65名

満足73% やや満足16% どちらでもない6% 無回答5% (大人のみ集計) 

 

■参加者感想
・楽しかったし、きれいになってよかった(10代女性)
・重労働であったが、気持ちよかった(10代男性)
・普段泥まみれになることがないので楽しめました(20代男性)
・環境保全活動に参加できて、満足しています(30代男性)
・初めてトンネウス沼の環境整備に参加し、全力でヨシなどを抜きました。小さな子どもさんから高齢者の方まで、こうした多くの人の力が、次代につながるのだと思いました。大変だったけど達成感があります。(50代女性)

 

■イベントを実施して苦労した点
当日は朝、雨が降っていたため心配でしたが、活動を開始するころには降りやみ、暑くなりすぎず非常に良い天候になりました。3回のイベント中もっとも重労働になるため、参加者には、水分補給、適宜休憩を取るよう何度も伝える必要がありました。

■イベントを実施して良かった点
団体としてトンネウス沼の環境整備は行っているが、今回のイベントで多くの人に集まってもらったことでとてもきれいになりました。参加者からは達成感があった!との声をいただき、満足度も高く良かったです。また、毎年継続した整備が必要なこと、そしてそれには多くの人力が必要なことを理解いただけたと思います。

■特に寄付が活きたと感じた点
会場までのバスを手配でき、より多くの人に参加していただきました。また、活動に必要な胴付をそろえることが出来ました。