SAVE JAPAN プロジェクト 2013

石川 金沢みどりの調査会

みる・しる・さぐる 砂浜の環境と生き物たち!

最後に植樹だ!!

■当日の大まかなスケジュール
13:05~バス移動
13:50~①こまつ芸術劇場うらら
14:40~移動
14:50~②安宅林国有林散策
15:20~移動
15:30~③植樹体験
17:00~移動
17:50    金沢駅西口

■あらすじ
こまつ芸術劇場うらら会議室で海岸林育成の歴史や管理を石川森林管理署次長の武部さんから詳しく伺いました。江戸時代から明治、大正と、人々は防砂のために大変な事業を引き継いでいることを知りました。

その後バス移動で安宅林国有林を散策し、防風、飛砂防止効果を体験しました。恐れていた天候も、風が少し冷たいものの、この季節にはめずらし晴天となって、とてもすがすがしい観察会になりました。
最後に区画整備中の植林地へ向かい、抵抗性クロマツ苗の植樹体験ができました。
砂から苗を守るために藁で巻いてあげたり、みんなで100本の苗の植樹ができました。

帰りのバスの前ではノンアルコールの暖かい「甘酒」が配られ、しばし歓談の時も持たれました。


■写真

1 金沢駅から約50分。小松駅の側にある小松芸術劇場うららの会議室で、海岸林育成の歴史などを伺いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

2 バス移動で勧進帳で有名な安宅関へ向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

3 途中の街道には防砂用のクロマツ林。

 

 

 

 

 

 

 

 

4 飛砂防止効果を高めるためにつくられた砂山の見学。

 

 

 

 

 

 

 

 

5 今年一番の晴天に恵まれました。小松空港に近いので機影がくっきり見えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

6 抵抗性クロマツの苗を植樹する方法を教わりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

7 きれいに区画された砂地に100本植樹をめざして張り切ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

8 穴を掘って、スミを混ぜ、垂直にしっかり植えたら、わらで巻いてあげます。

 

 

 

 

 

 

 

 

9 標柱にしっかりプロジェクト名が書かれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

10 十年、二十年後にこの地に来て大きく育ったクロマツを見たいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

11 100本植樹貫徹の後、集合写真を撮影しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

12 帰路へ向かうバスの前で、ノンアルコールの「甘酒」が振る舞われました。

 

 

 

 

 

 

 

 

■イベントを実施して
 参加人数 23人
 アンケート回答数 20人
 満足度 「満足52.6%」 「やや満足47.4%」で合計100%

 

■参加者の感想
・自然にふれることができた。土の感触が懐かしいです。(女性 60代)
・クロマツをうえて楽しかった。うえかたを教えてもらい、うれしかった。(小学3年 女子)
・天気に恵まれ楽しく参加する事ができた。特に植樹が楽しかった。(女性 60代)
・砂防、砂防林、松、何をお聞きしても初めてのことでとても興味深く、楽しい日となりました。(女性70代以上)
・2月の天候としては最高でした。(男性 70代以上)

 

■イベントを実施して苦労した点
日程が2月だったので、参加を直接呼びかけるものの、極寒の野外活動ということで、随分犬猿され続けていたことが、期間中辛かったです。

 

 ■イベントを実施して良かった点
いつもよりやはり参加人数は少なかったものの、参加された方が延べで100名を越え、そしてなによりも今年初めての大晴天の中で実施できました。
 

■特に寄付が活きたと感じた点
寒い季節でもバス移動はとても暖かで大変助かりました。また、植樹には記念の標柱を立てることができ、このプロジェクト名を後世まで刻むことができ、ありがとうございました。