SAVE JAPAN プロジェクト 2014

奈良 奈良ストップ温暖化の会

室生の里山で身近な生きものと共生しよう

ささゆり観察会と里山散策

■スケジュール

10:30 うだ夢創の里 オリエンテーション、里山散策、自然農の畑散策

11:30 うだ夢創の里にて 地場産野菜の手づくりランチ

13:00 深野にてササユリ観察、散策、茅葺きの家の見学

15:00 里山保全活動の説明と交流

15:30 終了

   参加者の皆さんと集合写真       美しいささゆり        観察会の様子 

 

■イベントを実施して

参加者数 62人 アンケート回答数 55人

満足 29、やや満足 19、計48で、約90%近くの方に満足いただけたようです。

 

■参加者の感想

・村の皆さまのおもてなしに感動いたしました。(女性、70代)
・おいしい、やさしいお食事ありがとうございました。(女性、70代)
・地域活動に取り組んでいる皆さんに出会えたことが良かったし元気をいただきました。(女性、60代)
・関係者の方が親切、お弁当の心くばりや皆さんがそぼくで接していても安心できます。(女性、60代)
・ささゆりが丁度良く咲いていた(女性、70代)
・奈良県内の自然についてもまだまだ知らないこと多く今後も関心を持ち続けたい。(女性、70代)
・主催者の方のお話を聞いてよく理解できた。(女性、70代)
・主催者のお話を聞いてますます環境問題に興味がもてた。(女性、70代)
・貴重な笹百合を観賞でき感激です。小さい頃よく見たのを思い出し懐かしい気持ちで一杯です。これからも大事に育てていってください。(女性、60代)

 

■実施者より

○苦労した点

・ササユリの開花時期は、まさしく自然相手で、年度当初の

3ヶ月前広報への対応(日程の確定)はなかなか難しい。

・暑さ厳しい日が続いており、あまり山には入らず村里から観察できるのは利点だが屋外でのささゆり観察と説明に、参加者は少々ばて気味であった。

こまめな水分補給・休憩で対応した。 

○イベントを実施して良かった点

・寒い日や暑い日があり、きれいに咲いているか不安だったが、ちょうどよく満開の時期となり、参加の皆様に満足していただけてよかった。

・ささゆりと深野の集落の保全活動を村ぐるみでされている深野○○会にご協力いただき、代表の北森さんから、実際の保全活動の苦労や保全の大切さ、希少種の大切さなどを聞くことができ、里山に残る希少種の保全活動の大変さと重要性が理解されたと思う。

・うだ夢創の里では、夏に生きもの調査をする自然農の田んぼや畑に案内してもらい、農薬を使わず草と共生して育つ野菜や、小川の水を利用したマイクロ水力発電でLED点灯による獣害対策など、自然の力を存分に活用し共生する里山の地を実際歩き、収穫し、少し草取りもし、自然の偉大さとそれを守る大変さを実感してもらえたと思う。

○特に寄付が活きたと感じた点

・SAVE JAPANプロジェクトの一環として行うことで、県庁所在地の奈良市から送迎バスを出すことができました。

車からのCO2排出は、家庭の二大CO2排出源です。マイカーで移動せず、みんなでバスに乗り合わせて活動することで、地球温暖化防止にも、生物多様性保全にもつながります。

室生の大野と深野の間もバスで移動することができ、みんなそろって鑑賞や体験に十分な時間をとることが出来ました。