SAVE JAPAN プロジェクト 2015

レポート

石鎚レッドカーペットを歩く part 2

2015年10月17日(土)実施
  • その他植物
  • 昆虫・その他
  • 森林

レポート

10月12日に引き続き、紅葉から植物が冬に向けて準備をするプロセスについて学びました。

まずは紅葉の仕組みとして、植物の中の色素の種類や特徴を学び、成就社周辺に広がる森の植生について、落ち葉や木を見ながら観察しました。葉だけでなく、たくさん落ちているどんぐりから木の生態について学び、それを食料にしている昆虫や動物など、冬に入る前の生き物たちの活動についても説明がありました。途中には森の中で静かに座り、生き物の定点観察を行って、鳥の種類について学びました。

当日のスケジュール

9:00  JRいよ西条駅集合、バスにて移動

9:40  石鎚山ロープウェイ乗り場到着

10:00 石鎚山ロープウェイ乗車

10:10 成就社駅から成就社に向けて出発

10:30~13:00 成就社周辺にて観察

13:00~13:50 昼食・アンケート

14:40 ロープウェイ乗車

15:30 JRいよ西条駅解散

実施内容

西日本最高峰の石鎚山には、標高1400mから1700mにかけて、ブナが生育しています。今回の観察会では、石鎚山中腹の成就社周辺で、石鎚の森の植生について学びました。






このイベントで得られたこと

紅葉の仕組みや、植物の冬支度の様子について学ぶことができた。また、定点観察で生き物が近づいてくるのをじっと待つことで、歩いて探す方法とは違った視点を得られた。

参加者の声

  • ゆっくり足を止めながら自然を考えて楽しかった。(40代女性)
  • ゆっくり歩きながら森の中を観察できたので楽しかったです(60代男性)

イベント実施結果

参加者数
10
アンケート回答数
10
参加者満足度
100%
実施してよかった点

人数が少なかったため、説明が届きやすく、また参加者からの質問もしやすかったため、コミュニケーションがたくさん取れた。

実施して苦労した点

標高1400m付近で実施するため、気温や天候が市街地と異なり、予想しにくい点。前回はダウンが必要なほど寒かったが、今回は日差しが強く暑いくらいだった。

特に寄付が活きたと感じた点
参加者数が少ないとバスを借りたり実施すること自体が難しくなるが、寄付があったため少人数であっても充実したプログラムを実施することができた