SAVE JAPAN プロジェクト 2015

レポート

貴重な生き物の宝庫 大洞すずろし(硯石)の里へ集まれ

2015年07月25日(土)実施
  • その他植物
  • 里山

レポート

当日は天候に恵まれ、岐阜近郊や名古屋からの参加者もあり、スタッフを入れると70名ほどの活動となりました。岐阜市内から20分ほどの里山は貴重な生き物の宝庫です。里山に手をいれることで貴重な生き物も守られています。
今回の活動を通して、参加者の皆さんには、里山自然や恵みを実感していただけたものと思います。

当日のスケジュール

35度を超える猛暑を考慮し、活動時間を短縮して実施しました。

  9:00〜  9:15  開会式 オリエンテーション
  9:15〜10:00  遊歩道の散策、自然観察
10:00〜11:30  里山の整備体験(下刈り、除伐)
11:30〜12:30  昼食(里山内のわき水で流しそうめん)
12:30〜13:00  ふりかえり、アンケート

実施内容

開会式/オリエンテーションでは、活動の協賛である損保ジャパン日本興亜株式会社 岐阜中央支店の野村支店長よりご挨拶をいただきました。

まずは、大洞の里山つくろう会で整備している散策路を尾根つたいに散策です。途中で、里山の自然や貴重な生き物の話を聞きながら進みます。

次に里山の整備の体験を行いました。参加者の年齢などに合わせて、下刈りや除伐などを行います。
1時間ほどの活動でも、里山内は日が差し明るくなります。

大洞の里山は貴重な生き物の宝庫ではありますが、近年の里山の荒廃により貴重な生き物も危機に瀕しています。このように下刈りや除伐を行い、里山内を明るくすることもいろんな生き物の生息環境を良くすることにつながります。

汗をかいたあとは、里山内のわき水で流しそうめんをいただきました。作業で汗をかき、ほてった体にはなによりのごちそうです。食後は地元の農家さんからの差し入れのスイカのデザートです。



開会式では損保ジャパン日本興亜株式会社 岐阜中央支店長のご挨拶もありました。



まずは里山の自然を満喫するため、遊歩道を散策します。



2人で協力します。



はじめての「のこぎり作業」だそうです。



里山の斜面で下刈りをします。



待ちに待った「流しそうめん」です。



みんなたくさん食べることができたかな? 




























このイベントで得られたこと

参加者が地域内でだけでなく、岐阜市内外や名古屋などの参加が得られ活動ができたことや、幅広い参加者に参加していただいたこと。

参加者の声

  • 里山の自然に触れ、心がなごみました(50代女性)
  • 自然の中で楽しむことができ、いろんな年齢の人とふれあうことができました。(10代女性)
  • 子どもが自然に触れる機会ができ、良かったです。また、流しそうめんに大興奮でした。(20代男性)
  • 1時間半ほどの作業でしたが、活動に参加でき良かったです。流しそうめんの薬味がおいしかったです。(20代女性)
  • 木を切るのが楽しかった。今度はいろんな昆虫を観察したいです。(小学3年生)

イベント実施結果

参加者数
参加者数 61名(大人52名 子ども7名)
アンケート回答数
アンケート回答数 45名
参加者満足度
98%
実施してよかった点
岐阜市内外から多くに人が大洞の里山を訪れていただいたことに感謝しています。
春には、山菜パーティや冬には里山まつりも開催します。
日常の活動も1回/月、行ってるので、四季の里山を楽しんでいただけたらと思います。

今回のような活動の成果は春から初夏にかけて、貴重な植物が里山内に多く芽吹きます。
その成果も見に来ていただければと思います。
実施して苦労した点
里山内は木陰があり、日向よりは涼しいですが、猛暑の中安全に活動できるように、時間配分などに注意を払いました。現実には作業時間を短縮しました。
特に寄付が活きたと感じた点
活動の幅を広げ多くの人に活動に参加していただけること、特に、子どもさんや若い世代の皆さんに多く参加していただけることで、次代へつながる活動になっていったらと考えています。
SAVEJAPANプロジェクトの活動によってそのきっかけを作っていただいています。