SAVE JAPAN プロジェクト 2015

レポート

カワバタモロコに会いに里山のトンボ池に行こう!

2015年08月09日(日)実施
  • その他植物
  • 市街地・公園
  • 里山

レポート

8月9日(日)赤目の里山にあるトンボ池に生息するカワバタモロコを観察するべく、山道を登り、トンボ池にむかいました。トンボ池周辺で森の整備のため草刈り作業を行った後、トンボ池で淡水魚専門家の辻野寿彦さんにカワバタモロコについて講演を行っていただきました。里山を歩き自然に触れながら、希少生物について学ぶことができました。

当日のスケジュール

08:30 (電車で来た方)名張赤目口駅 集合
09:00 一の井公園集合 受付
開会の挨拶・注意事項
09:20 公園を出発 里山散策 宮山古墳見学
10:30 草刈・伐採 作業 (道具類は事前に準備)
11:00 トンボ池到着
損害保険ジャパン日本興亜株式会社 担当者さまよりご挨拶
11:05 「カワバタモロコについて」講義 講師:辻野寿彦さん
11:15 トンボ池にて観察会
11:30 写真撮影・アンケート記入
11:40 昼食
12:20 閉会のあいさつ トンボ池出発
(近鉄赤目口駅、駐車場へ順次解散)

実施内容


一の井公園に集合・受付


自然の声を聴きながら山道を歩きました。普段は暑く感じる蝉の鳴き声も、心地よい響きに。


草を刈って環境保全活動。鎌の扱いには気を付けてね。


宮山古墳。中は涼しく大きな空洞になっています。


トンボ池に到着!


辻野先生による講義。カワバタモロコと里山の関係性についてお話を聞かせてもらいました。


トンボ池の観察。カワバタモロコの放流も行いました。


全体集合写真

このイベントで得られたこと

県内の方、地元の方が今まで知らなかった里山の魅力を知るきっかけになった。
カワバタモロコを通じて、自然と人間の関わり方について学ぶことができた。

参加者の声

  • 初めて里山に入り、山歩きにも参加できた。めずらしい生物、自然環境の話がきけた。(女性/30代)
  • 実際に足を運んで現地に来たことで、より身近に感じることができた。(女性/40代)
  • やまの中を歩くのがよかった。カワバタモロコに会えてよかった。(小学3年生)
  • カワバタモロコが見れたのもよかったし、話がすごく楽しかった。(小学5年生)
  • 環境を守る常識が昔とだいぶかわったと知った。(女性/40代)

イベント実施結果

参加者数
73名
アンケート回答数
50名
参加者満足度
83%
実施してよかった点
このイベントを通じて今まで環境保全活動に参加したことがない人が参加するきっかけになった。地域の人や県内の人達に地元(三重県名張市)の魅力を深く知ってもらう機会になった。
実施して苦労した点
夏の暑い日だったので、参加者の方の体調に気を配りました。山道を歩くのでバラバラにならないようみんなで協力してトンボ池へ向かいました。
特に寄付が活きたと感じた点
・カワバタモロコの大きな写真を載せたチラシを沢山の人たちに見てもらうことができた。
・カワバタモロコが生息するトンボ池のトレールや観察小屋の修復をすることができた。
・地元の人たちに沢山トンボ池へ来てもらうことができて、よかった。