SAVE JAPAN プロジェクト 2016-2017

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SAVE JAPAN プロジェクト 全国事務局ブログ

地域の生物や植物に感謝する~食を通じて学ぶ ブラックバス捕獲大作戦~

SAVE JAPANプロジェクトは、地域のNPOと損保ジャパン日本興亜が希少生物種をテーマに連携して実施している体験型イベントです(プロジェクト概要の説明はこちらから)。

このプロジェクトについての理解を深めていただくために、沢山のイベントの中から、今回は外来種の脅威から希少生物を守る活動を地域の事例をもとに紹介したいと思います。
※2012年度‐2013年度に実施した新潟のイベントを写真を通じてお伝えいたします。


【生態系を守ろう!防除ウィークの期間にイベントを実施しました】


【これから、水を抜いたため池に入ります。日差しがまぶしいですね!】

佐渡で実施した新潟県のイベントでは、ブラックバスという外来種が島内の在来種の存在をおびやかし、地域の生態系が崩れてしまう危険性があり、ブラックバスの捕獲大作戦を実施しました。ブラックバスが生息しているため池の水をぬいて、参加者全員でブラックバスを捕獲するのですが、ため池の水を全てぬいてしまうと、もともとそこにいる生物にも影響が出てしまうので注意が必要です。
※ブラックバス1匹が放たれただけで、その池の生態系は狂ってしまうのだとか!


【いよいよ、ため池へ!】


【ため池の中は、意外と深くブラックバスを捕獲するのは至難の業】

胴長と呼ばれるズボンを履いてため池の中に入りましたが、写真の通りあまりうまく前を進めません。調子よく池の真ん中に行くと下手すると戻ってこれなくなるため、その場合は、ため池レスキュー始動です。単純にひっぱってもらうだけ・・なのですが、自分の力ではどうすることもできなくなるので注意が必要です。

捕獲したブラックバスは、胃袋を開いてどんな生物をエサにしているのか参加者全員で観察します。命を粗末にしないために、ブラックバスはその場で調理して、あげものにして食べるのですが、とっても美味しく白身魚のフライのようです。


【ブラックバスを通じて在来種について、多様な生き物がいることを学びます】


【ブラックバスをおいしくいただきます。"いただきます"と命に感謝。】

ブラックバスは元々島にいたわけではなく、誰かが持ち込んだものです。ブラックバスだけが悪役ではない、そうしたことを参加した人たちに伝えるために、取り組まれたイベントでした。

全国では観察会のみならず、実際に身をもって体験することに重点を置いているイベントもあります。見て、触れて、食べて、そして学ぶ。地域が多様にあるように、手法もその地域の数だけ沢山あります。活動レポートもこのサイトで掲載しておりますので、ぜひどんな活動をやっているのかのぞいてみてくださいね。