SAVE JAPAN プロジェクト 2017-2018

レポート

ぶなの森 体験学習

2018年07月28日(土)実施
  • その他植物
  • はちゅう類
  • ほにゅう類
  • コケ
  • 両生類
  • 昆虫・その他
  • 森林
  • 種子植物・シダ
  • 藻類

レポート

入山前でのレクチャーでは白神山地についての成り立ちや、そこに棲む希少な生物・植物について学び、岳岱では貴重なブナの巨木をはじめとした、手付かずに近い自然を体験することができました。

植林をしながら貯水などの森の機能について学びながら、未来へつながる森作りの実際、地元食材を活かした夕食と、1日を通して五感を使って、世代を超えて、楽しみながら1日を終えました。

2日目は里山(牧場)などのほか、現在農家民宿として利用できる民家や素波里園地に赴き、藤里町の自然との関わりを体験しました。

当日のスケジュール

◎7月28日(土)
9:30 Cafe岳集合
10:00 環境省白神山地世界遺産センター・藤里館
12:00 昼食
13:00 岳岱(だけたい)散策
15:00 植林
16:00 夕食づくり(場所:粕毛交流センター)
18:00 夕食
20:00 ナイトハイク
     1日目終了

◎ 7月29日(日)
9:30 Cafe岳集合
10:00 粕毛地区(里山付近)農家民宿見学
11:00 大野岱町営放牧場
12:00 素波里園地 解散

実施内容



白神山地世界遺産センターで職員から説明を受ける。館内にはさまざまな展示や資料など。


岳岱入山前にコースや観察できるものの確認


ブナ林の中を歩き、ときどき立ち止まり、ガイドさんから説明をうける

子供の体力と体重ではちょっと大変ですが、植林をしていきます。


「だまこもち」を作っている様子。鍋に入れて食べます。


数は多くありませんでしたが、ホタルを見つけることができました。この橋の下にはホタルの幼虫が棲めるくらいのきれいな水がながれているそう。


農家民宿の見学の様子。古くて大きな家を珍しがる人、なつかしむ人にわかれました。


放牧場につきましたが、暑さで羊たちは木陰で休んでました。

このイベントで得られたこと

複数の団体が関わることで、多彩な内容を盛り込むことができた。
白神山地の成り立ちや、どう守っていくべきか、そこに棲む生態系の現状を伝えることができた。
秋田市など藤里町以外からの参加が多く、結果的に藤里町についても知ってもらうことができた。

イベント実施結果

参加者数
50
アンケート回答数
36
参加者満足度
80%
実施してよかった点

白神山地の魅力と現状を知ってもらう機会となった。
この規模のイベントのために協働することで、参加団体にとっても良い経験となった。
多種多様な内容を盛り込むことで、世代によらず、子どもから大人まで楽しみながら白神山地と藤里町について知ってもらうことができた。

実施して苦労した点

結果的に天候に恵まれたが、大部分の工程は参加者にとって雨天時の厳しさがあると思われた。
2日間参加する参加者に対して、宿泊先の説明についての難しさがあった。

特に寄付が活きたと感じた点
参加者にとって、基本無料で参加してもらうことが出来た。
特にバス、ガイド、植樹については経費がかかるため、これらを圧縮できたのは大きい。
主催・共催
特定非営利活動法人 あきた白神の森倶楽部
特定非営利活動法人 あきたパートナーシップ
協力・後援等
認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
協賛
損害保険ジャパン日本興亜株式会社