いきものがいっぱい「鬼沼の森と湖を冒険しよう」第2回
2018年05月26日(土)実施
レポート
森や湖の環境の中で、教科書を使わずに、自然のもので代用した様々な体験活動を通して、子ども達の社会性(コミュニケーション力や協調性など)や人間力(思いやりや優しさなど)を伸ばし創造心と独立心、そして柔軟性を持つ「創造力」の育成を大切にし、「低炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」をすべてが循環する仕組みをその土地に生きる動・植物の観察を通じ自然の大切さや環境保全についての大切さを体験学べるイベントでした。
当日のスケジュール
第2回テーマ「ふれてみよう」~森を木をいきものを探索しよう~
《スケジュール》
09:00 受付開始
10:00 開会式(主催・運営支援・協賛)挨拶
10:15 探索開始
イチョウウキゴケとモリアオガエルについて学んでいきます。
11:30 ワークショップ
「木の実で炭作り、カーボンニュートラルを学ぶ」
12:30 まとめ
12:45 楽しい昼食
13:30 解散
実施内容
散策スタート
吉成孝征(よしい たかゆき)先生のが鬼沼に生息するイチョウウキゴケ、モリアオガエル、アサザについて説明されています。
江湖村の目の前は、猪苗代湖が広がりアサザが生息していますが、毎年釣り客が増加しボートなどで人が入り込めない場所に停留させ釣りを楽しむため、オイルの流出等で水質が汚れる要因となっているそうです。
「木の実で炭作り体験」カーボンニュートラルについて学びます。
木の実を缶に入れ、熱することで木の実の炭が出来上がります。
炭には、調湿作用や消臭効果があり、今のようにガスや電気が発達する前は、暖をとるとき、炊事、風呂など生活全般で炭が使用されていました、木は燃やしても成長の過程で二酸化炭素を吸収してきたため、二酸化炭素の増減に影響を与えません、このことをカーボンニュートラルといいます。
楽しい野外でのお昼ごはんの時間
このイベントで得られたこと
生活が便利になることは、いかに環境に負荷をかけて暮らしているかを「低炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」をすべてが循環する仕組みをその土地に生きる動・植物の観察を通じ自然の大切さや環境保全について体験・学べる時間となりました。
参加者の声
- 自然にふれ、子どもたちと多くのことを考え学べるきっかけの時間となりました。(40代女性)
- 家族で木の実で炭をつくり、森の中で様々な生き物を探索し、自然の中で自然の恵みを頂けたことに貴重な時間となりました(40代女性)
- 普段体験できないことや子どものころを思い出しながら楽しめた時間でした。(50代男性)
- 木の実で炭作りがたのしかった(小学2年生女の子)
- 穴をみつけたころ、ヘビやカエルもみたこと(小学2年生男の子)
イベント実施結果
- 参加者数
- ・大人19人 ・子ども26人
- アンケート回答数
- ・大人19人 ・子ども20人
- 参加者満足度
- 82%
- 実施してよかった点
- 生活が便利になることは、自然環境にいかに負荷をかけて生活しているか、負荷をかけないようにするにはどうしたらいいのかを親子で考える時間を作れたこと。
- 実施して苦労した点
- 思った以上に水質が悪くアサザの生息が少なかったことや、モリアオガエルの産卵時期ではなかったことにより直接見ることができなかったこと。森の中の探索のため、危険な場所(大スズメバチ)の巣に近づかないように注意し探索コースを決めたこと。
- 特に寄付が活きたと感じた点
- 自然環境を整備することに大変有効に役立ちました。
メディア掲載
arukuアンテナ(ウェブサイト掲載)リンク先
http://www.arukunet.jp/eventinfo/72599/
http://www.arukunet.jp/eventinfo/72599/
- 主催・共催
- 実施団体:特定非営利活動法人江湖村
運営支援:特定非営利活動法人うつくしまNPOネットワーク - 協力・後援等
- 協力:認定特定非営利活動法人日本NPOセンター
後援:郡山市
:福島県地球温暖化防止活動推進センター - 協賛
- 損害保険ジャパン日本興亜株式会社