SAVE JAPAN プロジェクト 2017-2018

レポート

いきものがいっぱい「鬼沼の森と湖を冒険しよう」第3回

2018年07月28日(土)実施
  • 里山

レポート

台風12号の影響でイベント前日は雨や風が強く開催当日の天候が心配され参加予定の半数がキャンセルとなりましたが、当日は無事開催することができました。

日常の生活に「あって当たり前」がなぜ「有り難い」事なのか
自然環境と調和し地元社会と共生し、必要なものは自らで賄うこととは
使用する電力は最小限に止め、廃棄物は極力出さない生活とは

それによって子供たちは、生きるためには何が必要なのかを学び、より良い社会を作るためには、何を新たに生み出さなければならないのかを、身をもって考え、大自然の中でいきものが住みやすい環境づくりを通じて、子どもから大人まで一緒に「すべてが循環する仕組み」を遊ぶ楽しさと一緒に学べたイベントでした。

当日のスケジュール

第3回テーマ「つたえてみよう」 ~鬼沼に生息する生き物をみつけてみよう~

《スケジュール》
09:00 受付開始
09:45 開会式 挨拶(SEVE JAPANプロジェクトの取組みについて)
           損害保険ジャパン日本興亜株式会社 会津支社 支社長より
10:00 講義 「猪苗代湖の水質と魚類等について」
    NPO法人輝く猪苗代湖をつくる県民会議 理事長 
           日本大学名誉教授 日本大学工学部上席研究員
           工学博士 中村玄正 先生
    
    鬼沼にて地引網体験(魚の観察、いきもの調査)
11:30 ワークショップ
    「ペットボトルと炭を使った浄化システム作り
12:00 まとめ(アンケート)
12:30 昼食
13:30 解散

    

実施内容

猪苗代湖の水環境について健全な自然(大気・土壌・水・生態系等)環境があって初めて全生物の健全な日常があると説明されています。

鬼沼で地引網をみんなでゆっくりゆっくり引き上げています。


子どもたちは何がいるかワクワクでした。

網に掛かった生き物は生き物図鑑を見ながら調べて種類別に容器に
(当日の水温26.8℃/フナ・ブルーギル・川エビ・オニヤンマヤゴ・わかさぎ・めだか)


アサザの生息環境について勉強しています。


このイベントで得られたこと

あらためて生活が便利になることは、いかに環境に負荷をかけて暮らしているかを観察を通じて学ぶことができたこと。

また地全環境や希少生動植物の保全をするために環境に良いものを日常に使用するように私たちが心がけていかないと今の環境は維持することが出来ないことが体験できた。

参加者の声

  • 猪苗代湖の水質、生態系について家族で学べてよかった(30代女性)
  • 猪苗代湖をきれいに保つためには自分たちができることは何なのかを学べてよかった(30代女性)
  • 猪苗代湖の水質状況や生態系の問題など私たちの暮らしに関わっていることにあらためて何をすればいいのだろうか考えていきたい(30代女性)
  • 生き物をもっと調べてみたい(小学校3年生)
  • さかなをもっと捕まえてみたい(小学校3年生)

イベント実施結果

参加者数
大人9人 子ども11人
アンケート回答数
大人9人 子ども7人
参加者満足度
95%
実施してよかった点
今回は子どもたちへ猪苗代湖で地引網を体験させ生き物調査をしたいというプログラム内容もあり、多様な関係者にお世話になり実施できたことに感謝しております。
実施して苦労した点
先日、当日の台風12号の影響で雨、風が強いと予報がでており、イベント内容の一部変更と中止を含め事前に対処準備していたため、イベント当日参加者の安全対策や準備に時間を割いた点
特に寄付が活きたと感じた点
目には見えない部分ではありますが、イベント実施する体制の構築に寄付が活きたと感じております。

メディア掲載

福島民友新聞社(7月30日)
主催・共催
実施団体:特定非営利活動法人江湖村
運営支援:特定非営利活動法人うつくしまNPOネットワーク
協力・後援等
協力:認定特定非営利活動法人日本NPOセンター
後援:郡山市
   福島県地球温暖化防止活動推進センター
協賛
損害保険ジャパン日本興亜株式会社