[東京]リトルターン・プロジェクト 屋上人工営巣地におけるコアジサシの保全活動
イベント概要・申し込み
2012年11月25日(日) 10:00-15:00
みんなで作ろう、コアジサシのデコイ
活動レポート
- みんなで作ろう、コアジサシのデコイ[実施日] 2012年11月25日
活動内容
本来、海岸や砂浜などの草の生えない「裸地」で繁殖をしていた絶滅危惧種コアジサシは、開発などによって繁殖場所を追われ、屋上で繁殖するようになるまで追い詰められてしまいました。本活動では、コアジサシの繁殖を手助けする活動のお手伝いをしていただきます。まずは、観察会を通してコアジサシの生態を知ってもらい、営巣地の整備作業やコアジサシを呼ぶためのデコイ(木製の模型)作りなどを行う予定です。■一言アピール
森ヶ崎水再生センター屋上は世界に先駆けてつくられた人工の営巣地ですが、普段は立ち入りできない場所となっております。活動に参加していただき、この場所を見にくるだけでも興味深い体験ができると考えています。また、何よりも、かわいらしいコアジサシの雛などを見る機会もでてくると思います。彼らの姿を見ていると全ての苦労も報われてくる気がしています。気軽に参加してもらって、まずはコアジサシのことを知っていただければと考えています。■実施団体名
特定非営利活動法人 リトルターン・プロジェクト(http://www.littletern.net/)
公益社団法人 日本環境教育フォーラム(http://www.jeef.or.jp/)
団体概要
特定非営利活動法人 リトルターン・プロジェクト
リトルターン・プロジェクトとは、絶滅のおそれのある渡り鳥、コアジサシの保全を目的として作られた団体です。2001年に東京都大田区の森ヶ崎水再生センター屋上でコアジサシの営巣が発見されてから、この場所で繁殖するコアジサシを守るための活動を行っています。具体的な活動内容としては、1) 繁殖に適した営巣地を管理するための保護整備活動、2) コアジサシの生態を知るための調査研究活動、3) コアジサシを中心とする裸地生態系の重要性を知ってもらうための環境教育活動、などを行っています。
■協働団体名
公益社団法人 日本環境教育フォーラム
1987年、日本にもっと自然学校を作り環境教育を普及させたい人たちが全国から集まり「第1回清里環境教育フォーラム」がスタート。その後毎年「清里ミーティング」が開かれ、産官学、NGOと市民をつないで環境教育に取り組む人たちのネットワークが広がりました。 1997年には環境省所管の社団法人、2010年には内閣府より公益社団法人に認定。「環境教育の普及」「自然学校の普及」「途上国の環境教育支援」を3本柱に様々な活動を展開。自然体験を通した環境教育は、「人と自然」「人と人」「人と社会」をつなぎ、地域に根ざした生き方、暮らし方を深め、新しい社会のライフスタイルやビジョンを描き、世界の課題である持続可能な社会づくりに貢献します。
■活動時期
4月~3月
■問い合わせ先
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●プログラムの内容等やイベント参加申し込み
特定非営利活動法人 リトルターン・プロジェクト 事務局
Tel. 090-1778-5917
担当者:北村 亘
Email: info@littletern.net
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●プロジェクトの趣旨について
公益社団法人 日本環境教育フォーラム 事務局
Tel. 03-3350-6770 Fax. 03-3350-7818
担当者:京極 徹
Email: kyogoku@jeef.or.jp