愛媛 かわうそ復活プロジェクト
かつてカワウソが棲んでいた!?場所の自然環境調査により、八幡浜の自然環境を考える。
諏訪崎ビーチコーミング―昔カワウソが棲んでいた海の自然調査とビーチコーミング―
■大まかなスケジュール
09:00 | 諏訪崎駐車場集合 当日のスケジュールについて説明 自然観察会をしながら海岸に移動しビーチコーミングを行いました。 ◆ビーチコーミングとは? 海岸の漂着物(ゴミ)をクシでコーミングする(すく)様にみんなで一カ所集めます。 1. ゴミ拾い・回収 |
11:30 | 駐車場で解散 |
◎当日の様子
船からのゴミ事前調査 | 磯で見つけたカニ | ゴミ種類の確認 |
自然環境でのゴミ説明 | 参加者集合写真 |
◎活動の一コマ
生態系保全の為にゴミを拾う | 雨の中でも最高の笑顔でした! | 心は暖まりました! |
■イベントを実施して
参加人数:77名
アンケート回答者:59名
参加された方の満足度:93%
・ 海岸に打ち上げられるゴミの内容を深く理解出来た。 男性20代
・ 海岸をきれいに出来、自然の大切さを学んだ。 男性50代
・ 普段知らない気にしていない事がわかった。 男性30代
・ ごみが生物に与える影響を身をもって感じた 。男性20代
・ プラスチックごみが海にとって、一番悪影響があるとわかった。 男性40代
・ 気付かない所で生物たちに被害をもたらしている写真を見せてもらった。 男性30代
・ 天気が良ければもっと自然を見られたので残念。 女性50代
■イベントを実施して苦労した点
今回は、時間に余裕があり多くの教育機関に案内できましたが、教育委員会の関係者や子供たちの参加申し込みはなく、案内の方法やお願いについて問題があったのではないかと反省しています。環境学習清掃と清掃活動の違いを伝えられなかったのが、残念です。いつもの事ですが、自然環境保全の啓発活動は難しい問題で、いろいろな場面で頭を悩まします。
当日は小雨で実施しました。自然観察をしながら海岸へ移動するはずが、自然観察をする余裕がなくなったのと、雨音で野鳥のさえずりもクチキコウロギの鳴き声も聞き取れない状況でした。結局、自然観察については、海岸でフナムシとカニの観察をするので精一杯でした。また、ゴミの事前の下見調査を船で行っており、今回の開催場所となる海岸を決めることができました。ゴミの量が事前に分かっていたので、船を利用した当日のゴミ収集は中止としました。
■イベントを実施してよかった点
今回もまた、いろいろな方々の協力でプログラムが実施できたことに感謝しています。大島ビーチコーミングに引き続き、八幡浜少年ホームの子供たちが参加してくれました。今回は、協賛関連会社様の協力が大きく、たいへん有り難く感じました。雨の中の事業実施でしたが、雨もまた楽しく!最高でした。何より無事終了できて、ありがとうございました。
■特に寄付が活きたなと感じた点
諏訪崎半島のゴミの状況を海(船)から事前に下見調査をすることができました。海岸のゴミ状況の場所は、通常は絶壁や道があるため見えにくいのですが、今回チャーター船で確認することができました。参加者の人数に合わせたちょうどよい砂浜のビーチコーミングの場所を探すことができ、時間に合わせたイベントが実施できました。参加者は香川県から愛媛県全域から参加されています。きっかけは、SAVE JAPAN プロジェクトです。自然環境保全と環境保全の啓発活動もできました。