SAVE JAPAN プロジェクト 2013

福井 治左川とトミヨを守る会・日野川流域交流会

トミヨと梅花藻。治左川の奇跡を未来へつなごう!

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活動レポート

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活動内容

氷河期時代の生き残りと言われている珍しい魚、トミヨ。治左川(じさがわ)は福井県内に残されたトミヨの最後の生息地です。そのトミヨが子孫を残すために巣作りをしている水草が梅花藻(バイカモ)です。どちらも冷たくてキレイな湧き水が流れる水中でしか生きていけません。夏、梅花藻は川面に白い梅のような花をたくさんつけます。治左川は住宅地の中にある短い小さな川ですが、その美しい水、懐かしい風景、そして涼を求めて県内外から人が訪れます。
この活動では、トミヨや梅花藻が生きている美しい自然環境を五感で感じたり、それらが生きやすいように川の手入れのお手伝いを行います。また、このような美しくもはかない環境をどのように活かし、守っていくと良いのかを一緒に考えて頂きます。

一言アピール

トミヨや梅花藻が奇跡的に命をつなぐ治左川は、自然のタイムカプセル。私たち人間にとっても、どこかなつかしい里地の原風景が残されています。また治左川の流れる味真野地区は万葉集の時代から続く歴史ある地域。古くから自然の恵みとともに生きてきた先人たちの営みに、現代を生きる私たちは学べる事が多くあります。ぜひ、この美しい治左川を訪れ、トミヨやバイカモの不思議に耳を傾けましょう。そして、治左川の気持ちよい流れに歓声をあげる子ども達のはちきれんばかりの笑顔に出会って下さい。

実施団体名

治左川とトミヨを守る会
日野川流域交流会
特定非営利活動法人 さばえNPOサポート

団体概要

実施団体

治左川とトミヨを守る会
地元に住む私たちの生活の中で親しまれてきた治左川は豊富な湧き水に恵まれ、梅花藻が育ち、全国的にも貴重なトミヨが棲んでいます。私たちは住民総出でこれらの維持管理し、後世に引き継いでいく事を目的に活動しています。

日野川流域交流会
日野川とその支流を含めた日野川流域にて河川環境改善などの活動をしている流域活動団体が参加して日野川流域交流会を形成しています。現在は水際環境と砂礫河原の保全再生を目指し、川らしさの再生、生物生息空間の保全復元について、「流域連携」した共動活動を行っています。

協働団体

特定非営利活動法人 さばえNPOサポート
1985年に鯖江で開催された「世界体操選手権」から、鯖江の市民活動は活発になりました。その後も「社会のために何かをしたい」と思う市民や団体が多く、その活動拠点となった「市民活動交流センター」で“お手伝い役”として生まれたのが、さばえNPOサポートです。
NPO&市民活動団体の支援を軸に、市民参加型社会に向けた講座やフォーラム、青少年育成事業やNPO目線の紺かつ事業を実施。行政からの様々な委託事業を行っています。色々な視点・立場の人や団体を“つなげる”こと、市民主体の『まちづくり』を行うことで、より良い地域を創り出そうと、影になり日向になって様々な活動を展開しています。

活動時期

2013年6月〜2014年2月

お問合せ先

●プログラムの内容について
日野川流域交流会(事務局/環境文化研究所)
Tel. 0778-25-6051
担当者:田中 謙次
kenji@geology.co.jp

●プロジェクトの趣旨や、プログラム参加申込みについて
特定非営利活動法人 さばえNPOサポート
Tel. 0778-54-7055
担当者:嶋野
info@sabae-npo.org