SAVE JAPAN プロジェクト 2013

福島 猪苗代・磐梯地域の里山を考える会

里山で生き物マップを作ろう!

里山探検隊~水辺の生き物大捜索の巻~

実施日

第1弾 2013年6月22日(土)

申込締切日

2013年6月15日(土)17:00

活動内容

 
      

 

 里山にあるため池・小川・水田といった農業に密接にかかわる水環境で、水辺の生き物を探します。水の中はどんなふうになっているだろう?自分が魚だったらどんなところにかくれているかな?などいろいろなことを想像しながら、できるだけたくさんの生き物をそれぞれの環境でつかまえてもらいます。

つかまえた生き物は水槽に入れて観察しながら、その生き物の名前と生活の特徴などを調べます。調べた生き物の名前はため池、小川、水田と場所ごとにまとめて、天鏡閣周辺に暮らす水辺の生き物マップを作ります。

[モリアオガエル]
6月頃になると、産卵のために水辺に集まります。水辺の上に張り出した枝などに、メレンゲ状の泡に包まれた卵を産みます。
今では、生息する場所が限られていて、場所によっては生息地が天然記念物に指定されている場所もあります。

[イモリ(アカハライモリ)]
イモリは冬眠から目覚めると、次の冬まで水辺で生活をします。冬眠場所の森からテクテク歩いて水辺にやってくるため、U字溝などが整備された田んぼ回りでは、U字溝に落ちて出られなくなったり、勢いよく流れる水路が移動の障害になって、生きていけません。昔はたくさんいましたが、少しずつ数を減らしている生き物です。

[ホトケドジョウ]
ドジョウの仲間の中でも、きれいな水が緩やかに流れ、細かい砂と泥が混じったような底質の場所を好む魚です。田んぼの水路が土側溝だったときは、ホトケドジョウにとって住みやすい環境でしたが、コンクリート側溝が多くなった今は、数を減らしている魚です。

 
■ タイムテーブル  
9:00    受付開始 
9:30    集合・開会式 
10:00  各班に分かれて調査開始 
12:00  天鏡閣の庭に生き物を持って集合
12:15  昼食(水槽の生き物を観察しながらご飯を食べよう!) 
13:00  生き物調べ 
14:00  マップ作成 
14:30  発表・まとめ・アンケート記入 
15:00  閉会式(アンケートの回収時お土産ステッカーをプレゼント) 
15:30  解散(解散後、希望者は天鏡閣を見学することも可能です)
 

開催場所と集合場所

福島県耶麻郡猪苗代町大字翁沢字御殿山 国指定重要文化財天鏡閣

●鉄道 
磐越西線猪苗代駅下車・駅前より磐梯東部バスで約15分、長浜下車徒歩5分 
※送迎車両利用には、予めご予約が必要です。 
お申込みの際に、送迎の有無をお知らせ下さい。

●自動車 
《東京・東北方面より》  
磐越自動車道、猪苗代磐梯高原I.Cから国道49号を会津若松方面へ約8km

《新潟方面より》 
磐越自動車道、磐梯河東I.Cから国道49号を郡山方面へ約11km 
※天鏡閣駐車場をご利用下さい。


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持ち物

長靴または濡れてもよい靴、汚れてもよい恰好、タオル、帽子、飲み物、着替え

対象者

小学生以上

雨天時について

悪天候以外は結構します。(悪天候の場合は次週に延期します)

実施団体

■実施団体:猪苗代・磐梯地域の里山を考える会 

■協働団体:特定非営利活動法人うつくしまNPOネットワーク

      認定特定非営利活動法人日本NPOセンター

■協賛  :株式会社損害保険ジャパン・日本興亜損保株式会社 

お問合せ先

■お申込み

有限責任事業組合おーでらす
Tel:0242-73-3071 Fax:024-505-4048
E-mail: ohderasu@gmail.com
担当者:今野(こんの)

■お問い合わせ

有限責任事業組合おーでらす
Tel: 0242-73-3071 Fax: 024-505-4048
E-mail: ohderasu@gmail.com
住所: 福島県耶麻郡磐梯町更科字権現森45番地

参加者へのメッセージ

猪苗代町にある天鏡閣周辺は、地元の人の活動や国指定重要文化財という位置づけから周辺環境の管理が行き届いており、現在も健全な里山が維持されている場所です。
3月に引き続き、水辺の生き物マップを作成することで、磐梯山と猪苗代湖周辺の里山に暮らす生き物マップが完成します。今後はこの生き物マップを基に、マップに登場した生き物たちが末永く暮らしていけるように環境整備と、引き続きの調査を行っていきます。