SAVE JAPAN プロジェクト 2013

福島 猪苗代・磐梯地域の里山を考える会

里山で生き物マップを作ろう!

「里山探検隊~イノシシからトウホクサンショウウオを救え~の巻」

実施日

第2弾 2013年8月24日(土)

申込締切日

2013年8月17日(土)17:00

活動内容

 


【写真の説明】

【写真の説明】

【写真の説明】

トウホクサンショウウオ(福島県のレッドデータブックで準絶滅危惧に指定されている。)

トウホクサンショウウオの卵(正しくは卵のうという)春になると水辺に卵を産みに来る

イノシシ。イノシシは会津には生息していないと言われていたが、近年生息が確認され田畑を荒らす被害が増加している。雑草性でカエルやサンショウウオなども食べる。

 


磐梯町のある里山は、農業をする人が少なくなってしまい、田んぼが荒れてしまいました。その田んぼには福島県のレッドデータブックにも載っているトウホクサンショウウオという希少な両生類が卵を産みに来ます。でも、荒れた田んぼはどんどん草地化が進み、サンショウウオが卵を産める場所が少なくなっています。

また、荒れた田んぼはイノシシの隠れ場所にもなってしまい、せっかく作った田んぼが荒らされてしまいます。また、イノシシは春になるとトウホクサンショウウオやカエルを食べに田んぼにやってきます。

イノシシが田んぼに来づらい環境にするためにも、トウホクサンショウウオが安心して生息するためにも、里山環境の整備が重要です。

荒れた里山の現状を調査し、整備されていた天鏡閣の里山と比較をします。そのうえで、天鏡閣の里山に近づけるように整備を行います。 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【タイムスケジュール】

9:00       受付開始

9:30       集合・開会式

9:45     各班に分かれて生き物調査開始

10:30     調査結果を発表、午後の整備作業に反映

11:00  刈りづらいつるをとろう

12:00     昼食(おいしい、おいしいお味噌汁を用意しています)

13:00     環境整備(やぶの刈り払い、ツル取りなど)

14:00     みんなで秘密基地づくり!

15:00     調査・整備作業のまとめ、発表、アンケート記入

15:30     閉会式

15:45     解散(恵日寺資料館見学・希望者)

開催場所と集合場所

福島県耶麻郡磐梯町本寺(恵日寺資料館駐車場) 



大きな地図で見る

持ち物

長靴または濡れてもよい靴、汚れてもよい恰好(長袖、長ズボン)、タオル、帽子、飲み物、昼食(汁物は用意します。)

対象者

小学生以上

雨天時について

荒天以外は決行いたします(悪天候の場合は次週に延期します。)

実施団体

■実施団体:猪苗代・磐梯地域の里山を考える会

■協働団体:特定非営利活動法人うつくしまNPOネットワーク、
        認定特定非営利活動法人日本NPOセンター

■協賛:株式会社損害保険ジャパン、日本興亜損保株式会社

お問合せ先

■お申し込み

有限責任事業組合おーでらす           

Tel:0242-73-3071 Fax:024-505-4048
E-mail: ohderasu@gmail.com
担当者:今野(こんの)

■お問い合わせ

有限責任事業組合おーでらす
Tel: 0242-73-3071 Fax: 024-505-4048
E-mail: ohderasu@gmail.com
住所: 福島県耶麻郡磐梯町更科字権現森45番地

参加者へのメッセージ

荒れた里山は生物多様生保存の観点からだけではなく、イノシシやクマによる農作物被害など野生動物と人の間に大きな問題を引き起こしています。 
里山を本来の姿に戻すということは、里山の生物多様性を保全するとともに、野生動物が野生動物らしく暮らせる環境を整えるということにもなります。 
里山の存在価値を見直し、遊びながら里山を学び、管理するプログラムになっています。