広島 西中国山地自然史研究会
私たちのすぐ近く、ひろしまの素敵な生き物の世界を再発見!2013
カワシンジュガイ探検隊
■イベント実施日:2013年7月28日
■実施場所:広島県山県郡北広島町の山あいの小川
■当日の大まかなスケジュール
09:30 開会あいさつ・ガイダンス
(芸北文化ホールに集合。)
10:00 支流へ移動し、カワシンジュガイとアブラボテを観察
10:40 講師による「カワシンジュガイについて」のレクチャー
(講師:内藤順一 氏)
12:00 高原の自然館へ移動し、展示物を観察
12:20 まとめ・ふりかえり
12:30 終了
開会あいさつ・ガイダンス | 川へ移動し、観察会をスタート。 |
川に浸かり、カワシンジュガイを見つけます。 | 水中を覗き込んで、個体を確認しました。 |
講師のおっしゃるとおり、個体は立った状態で観察することができました。 |
大きな個体を手に獲り、観察しました。 | 同時に、網でアブラボテを捕まえました。 |
アブラボテは、カワシンジュガイと共生関係ということの |
観察場所にて、集合写真を撮りました。 |
芸北文化ホールにもどり、講師によるレクチャー。 興味深いカワシンジュガイの生態等についてお話がありました。 |
高原の自然館へ移動し、北広島町芸北の動植物について見聞きし終了しました。 |
■イベントを実施して
参加人数:8人
アンケート回答数:7名
満足度:100.0%
■参加者の感想
・雨でしたが、カワシンジュガイについて、とりまく環境や共生について大変勉強になった。(40代・女性)
・地域密着型のテーマはとても良い。(40代・女性)
・初めて目にするカワシンジュガイと自然に触れた体験が出来て新鮮だった。(30代女性)
・現地で実際にカワシンジュガイを観察できたこと。(40代・男性)
■イベントを実施して苦労した点
・前日の天気予報がはずれて早朝から雨が降っており、予定どおり川でのプログラムが実施できるかどうか講師、スタッフ間で調整が必要となり大変だった。
・当初、川の支流と本流に入ってカワシンジュガイを探す予定でしたが、本流は増水や濁水が考えられたので支流のみのプログラムに変更した。
・事前に参加者へは、雨天のためプログラム変更可能性があることを改めて直前にお知らせした。お子様が川に入って個体を探せないかもしれないということで、欠席される方が多く、少ない参加者での開催となった。
■イベントを実施してよかった点
・知名度が低いカワシンジュガイについてのイベントということで、参加者が集まるかどうか不安があったが、多数のお申込みをいただけたこと。特にお子様連れのご家族のお申込みが多く、今後イベントを実施する上で、川で個体を探したり遊んだりしたいというお子様連れにニーズがあると判明したことは良かった。
■特に寄付が活きたと感じた点
・広島駅から会場まで送迎バスを出せたことで、広島市街地からも一般の方の参加につながったこと。
・バスをチャーターすることができるので、市街地から広く一般からご参加いただけるだけでなく、雨によるプログラム変更の対応が可能だった。おかげさまで、雨天時に北広島町芸北の動植物を紹介する施設「高原の自然館」に移動し、様々な生き物を紹介することができた。気軽に参加いただけるイベントだが、参加者が身近な環境に興味を持っていただくためには専門家のガイドがないとできない内容だったので大変良かった。