静岡 里の楽校
里の学校はみんなの心を豊かにします
里山の生き物たちと触れ合おう♪
■当日のスケジュール
集合 9時、プログラム開始 9時30分、解散 11時40分
■イベントの内容
元気な親子約30人にご参加いただきました。
里の楽校・山田辰美先生の開校式のあと、3つのグループにわかれて「小田野沢ビオトープ」で生き物さがしを行いました。
今回、この地方では「バンバア」(山姥)と呼ばれている「アカザ」という魚を指名手配し、みんなでさがしました。
アカザは「あかくて」「ヒゲがあって」「ウロコがない」魚で、最近はめったにみられないそうです。
どこにいるのかな!?っとみんな山すその川に入って探しました。
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さあ、今から始まるぞ!! | 採れたかな!? |
各グループで採った生き物の中から「これがアカザかな!?」っと思うものを選んで発表!!山田先生に各グループで採った生き物たちの解説をしていただきました。
残念ながらみんなではアカザを見つけられませんでしたが、テナガエビ・サワガニ・カワヨシノボリ・オイカワ・ヘビトンボの幼虫などを採集できました。ここで、前日にリーダーが捕まえておいた「アカザ」が登場!!個性的な姿にびっくり、みんな真剣に観察していました。
どんな生き物がいたのかな!? | 山田先生の生き物教室☆ |
アカザは河川の自然環境の荒廃によって、日本中で減少している絶滅危惧種(ⅠB)の貴重な生き物です。早瀬の大きな石の裏側がこの魚の潜む場所(ハビタット)ですが、瀬や淵の構造が劣化するとこの環境がなくなります。
護岸がコンクリートで固められたり、川のずい所に断差(堰堤)ができると早瀬が消えます。また、周辺の森林の保水力がなくなると、この魚の好む環境やエサの水生昆虫が減るのです。アカザは上流域の自然をよくシンボルしています。
その後、ビオトープのエコアップ。生き物たちが活発に活動する季節にじっくり観察にこられるように、丸太橋の設置などビオトープ内をみんなで整備しました。また、他の季節にたくさんの生き物たちと出会いがあるといいね。
ご参加いただいたみなさま。ありがとうございます。
■イベントを実施して
・参加総数:28名(大人11名/子ども17名(内学齢前2名))
・アンケート回答者:24名(大人11名/子ども13名)
・参加された方の満足度(割合): 満足度 %(大人のみに質問)
■参加者の感想
・自然の中で活動ができ、アカザの観察などすることができて満足(40代男性)
・子どもたちが、自然の中で友達と遊びながら学べるのがいい(40代男性)
・自然の中で活動ができ、アカザの観察などすることができて満足(40代男性)
・川で石をどかしたり、たもであさったので楽しかった(4年生)
・父といっしょに自然とふれ合ったこと(5年生)
■イベントを実施して苦労した点
・場所がわかりづらいところにあるので、遠くからこられた方には大変だったと思います。
・前日の雨で想像した以上にぬかるんでしまい、参加者の方にご迷惑をかけてしまいました。
■イベントを実施してよかった点
たくさんの生き物と出会える季節ではありませんでしたが、季節のかわった小田野沢のビオトープをみていただきました。もっと暖かい時期に行ってほしいとのご感想もいただきましたが、オオカマキリの卵塊やノコンギクなどの秋の草花、紅葉した木々など晩秋ならではの自然と触れ合うことができてよかったとおもいます。
子どもたちが元気に川に入って真剣に生き物を探している姿が印象的な観察会でした。
■特に、寄付が活きたなーと感じた点
・寄付の一部でプログラム参加者の自己負担を無くすことができました。また、この地域(瀬戸川流域)で使用されているエコマネーを配布することもできました。
結果、農村の生物多様性を保全し、担保するための小田野沢ビオトープについてご紹介することができ、そこの生息する希少な生き物アカザなどに対する理解を深めていただくことができました。