鳥取 とっとり・なんぶ手自然ネットワーク「サトノテ」
ブッポウソウが息づく豊かな里山の保全活動
ザリガニを釣って食べて希少種保全へ!
実施日
2014年06月28日(土) 10:00-12:30
申込締切日
2014年06月21日(土) 定員50名
※満員のため募集を締切ました。たくさんのお申込みありがとうございます。
活動内容
■テーマ:ブッポウソウが息づく豊かな里山の保全活動
■イベントの内容:
AM10時~12時半
鳥取県南部町内の農業用のため池では、カスミサンショウウオやコガタノゲンゴロウなどの希少種が生息しています。しかしそこではおびただしい数のアメリカザリガニも大発生し、在来の生きものたちを脅かしています。少しでも多くの在来水棲生物が生き残るよう、捕食圧の大きな要因と思われるザリガニを地元の素材で作った竹の釣り竿やカゴ罠を使い、1匹でも多く釣り上げて頂きます。
釣った数と重さを記録する「調査」や、アメリカザリガニについて学べる「クイズ大会」の他、あらかじめ泥抜きをして調理したアメリカザリガニの塩ゆでをみなさんで試食する予定です。何匹捕れるか楽しみです。
アメリカザリガニの駆除によって、ブッポウソウのエサとなる池の生態系保全につながります。
※エビカニアレルギーがある方はご注意下さい。
開催場所と集合場所
【留意点】
観察ポイントまでは各自自家用車での移動となります。
公共交通を利用の方は申込時にその旨ご記載ください。
※現場の環境保全の都合上、ため池の具体的な場所は非公開とさせて頂きます。
■開催場所:鳥取県南部町鍋倉地区
■集合場所:南部町立法勝寺図書館駐車場(鳥取県南部町法勝寺342)
米子駅からの交通:
・自家用車で図書館の駐車場へ20分程度
・上長田行きバスに乗車して図書館前で下車
(米子駅前バス停6番乗り場から9:43発、法勝寺図書館前10:03着)
詳細は日の丸自動車・米子へ:0859-32-2121
持ち物
釣り竿、釣餌、ライフジャケットはスタッフで用意いたします。
●必ずご持参いただきたいもの
・長靴
・帽子
・タオル
・飲み物
・釣ったザリガニを入れるバケツ
●必要な方はお持ちください
・ライフジャケット(貸出有)
・虫除けスプレー、携帯蚊取り線香
・ザリガニをお持ち帰りする方はザリガニを入れる容器(責任のある飼育管理をお約束いただける方)
※お持ち帰りをご希望の方は、あらかじめスタッフにお声掛け下さい。飼育に関する注意事項等をお伝えいたします。
対象者
どなたでもご参加いただけますが、10歳未満のお子様は保護者同伴でお願いします。
雨天時について
小雨決行、悪天候が予想される場合は6月27日の夕方までにメールもしくは電話で中止の連絡をいたします。
実施団体
主催: | とっとり・なんぶ手自然ネットワーク(サトノテ) |
協働: | 公益社団法人 日本環境教育フォーラム |
認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター | |
協賛: | 損害保険ジャパン日本興亜株式会社 |
お問合せ先
●とっとり・なんぶ手自然ネットワーク(担当:桐原)
Tel. 090-7976-3957
または公式ブログのコメント欄及びメッセージ欄からお問合せいただけます。
参加者へのメッセージ
世界中で食材とされているアメリカザリガニは、初めて日本に持ち込まれてから100年もせず、あっという間に全国制覇。在来の生き物であるサンショウウオの幼生、タガメやゲンゴロウなど里山の希少種にも打撃を与えています。
注意しなければならないのは、アメリカザリガニは悪者ではありません。悪いのは、生態系や生き物のつながりを考えずに持ち込んでしまった人間です。釣ったザリガニは有り難く食材や肥料として有効に活用致します。