鳥取 とっとり・なんぶ手自然ネットワーク「サトノテ」
ブッポウソウが息づく豊かな里山の保全活動
世界最大級の両生類オオサンショウウオの棲む川に行こう!
実施日
2014年9月6日(土) 10:15-12:30
申込締切日
2014年8月30日(土) 定員:20名
※満員のため、募集を締切ました。たくさんのお申込みありがとうございます。
活動内容
AM10時15分~12時半
今回の活動では、オオサンショウウオ(=ハンザキ)生息地で川の生き物探しを行います。
鳥取県内でも、最も局地的絶滅の恐れがある生息地で、フィールドの川も、護岸工事が予定されています。オオサンショウウオが息づく環境にどんな生き物があるか、水際の環境や生物相を知って頂き、オオサンショウウオと人の営みの折り合いの付け方を模索するヒントになればと思います。
オオサンショウウオが見つかった場合は、測定やピットタグ(個体識別するための印)の有無を確認し、詳しい記録をとります。
開催場所と集合場所
■開催場所: 鳥取県南部町 東長田川水系
観察ポイントまでは各自自家用車での移動となります。
公共交通をご利用の方は、お申込みの際にその旨ご記載ください。
■集合場所: 南部町立法勝寺図書館駐車場 (南部町法勝寺342)
持ち物
・マリンシューズ、クロックス、スポーツサンダルなど濡れてもいい履物
・帽子
・汗拭きタオル
・飲み物 (熱中症予防のため、こまめな水分補給をお願いします)
・行動食 (おやつ)
・捕れた生き物を入れる飼育ケース
・小さいお子様は濡れた時用の着替え
<お持ちの方はご持参ください>
・箱メガネ
・お子様用ライフジャケット。(サトノテから貸出予定なので、お申し込み時にご連絡下さい)
対象者
どなたでもご参加いただけますが、10歳未満のお子様は保護者同伴でお願いします。
雨天時について
小雨決行、悪天候が予想される場合は9月5日の夕方までにメールもしくは電話で中止の連絡をいたします。
実施団体
実施 | : | とっとり・なんぶ手自然ネットワーク サトノテ |
協働 | : | 公益社団法人 日本環境教育フォーラム |
認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター | ||
協賛 | : | 損害保険ジャパン日本興亜株式会社 |
お問合せ先
●とっとり・なんぶ手自然ネットワーク(サトノテ)
TEL 090-7976-3957 (担当:桐原)
公式ブログのコメント欄、及びメッセージ欄
http://blog.zige.jp/tesizen/
参加者へのメッセージ
国の特別天然記念物であり、世界最大級の両生類という肩書きを持つオオサンショウウオは、主に西日本に分布しています。世界のオオサンショウウオの仲間は、人が住めないような原生自然を中心に生息していますが、中国地方のオオサンショウウオは、比較的、人の営みのすぐそばで暮らしています。南部町の生息地は、米子市街地から車でわずか30分弱のところにあり、他の地域よりも都市部からかなり近い場所にあります。そこで息づくオオサンショウウオは、現在国内の生息地の中でも絶滅の恐れの高い場所の一つとして、調査が進められています。
参加者の皆様には、集落の中に流れる穏やかな流れの中に、どんな生き物がいて、オオサンショウウオが生きていくためにはどんな食べ物や環境が必要かを学んで頂き、ハンザキを始めとする里山・山里の生き物たちとどう折り合いをつけて、次世代にこの国の財産を引き継いでいくかを考えて頂くきっかけになればと思います。