鳥取 とっとり・なんぶ手自然ネットワーク「サトノテ」
ブッポウソウが息づく豊かな里山の保全活動
ザリガニを釣って食べて希少種保全へ!
■イベント実施日:2014年6月28日(土) 10:15-12:30
■当日の大まかなスケジュール
09:50 | 受付開始 | |
10:15 | 開会式 支店の方からご挨拶、本日の流れと注意事項 |
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10:45 | 移動 | |
11:00 | 会場のため池にて記念撮影 | |
11:15 | ザリガニ釣り開始 | |
12:15 | ザリガニ釣り終了、公民館へ移動 | |
12:30 | ザリガニクイズと各家族のザリガニ採取量計測 | |
12:45 | 表彰式 (最高捕獲数、最高重量数、平均重量) ザリガニの試食 |
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13:00 | アンケート後、解散 |
【里山風景を背に記念撮影!】 |
ザリガニを狙うならココ!】 | |||
【大物がどんどん入ります!】 | 【ザリガニつかめたよ!】 | 【ザリガニのオードブル!】 |
*イベントの様子は、下記の「サトノテ・ブログ」でも紹介させて頂いております。
http://blog.zige.jp/tesizen/kiji/686526.html
■イベントを実施して
参加人数:54名(内、大人23名、子ども31名)
アンケート回答数:37名(内、大人17名、子ども20名)
満足度の平均値:
満足 68,8%、やや満足 25,0%、どちらでもない 0%、やや不満 0%、不満 0%、無回答 6,3%
■参加者の感想
・自然の中でザリガニをつれて楽しかった。(40代・女性)
・グループごとにザリガニを計測して順位をつけることがゲーム感覚で楽しめました。(30代・男性)
・楽しみながら参加することが出来た。(40代・男性)
・子供にもただ楽しかったでは終わらず、環境にも関心がもてた。(30代・女性)
・つって、ザリガニのことをまなんで、いろいろなことがわかったのが楽しかった。(小学校3年生)
・おおきいのがつれたこと ざりがにがおいしかった。(園児)
■イベントを実施して苦労した点
SAVE JAPANプロジェクトの3年目となりましたが、ザリガニ釣りイベントは、特にタイムテーブルが予定通りに進みにくく、参加者の方にも申し訳なく思っています。
今回は、予定よりも皆さんが早く集合して下さったので、開催時間も少しだけ早めにスタートしましたが、主催者挨拶・損保ジャパン山陰支店ご挨拶や注意事項、お手洗い等で時間がかかってしまい、出発が遅れたことや、移動に時間がかかってしまい、公民館に戻ってくるときには予定より30分遅れとなり、駆け足でのまとめの時間となってしまいました。特に移動の時間差は、徒歩移動で先頭と最後尾に長く距離が開いてしまい、後ろの到着となった方の釣り時間が短くなってしまったことを心苦しく思っております。
今後は時間にゆとりのある午後の企画への移行も含めて、徒歩移動、車移動、釣りタイムのそれぞれに時間のゆとりをもたせたいと思いました。
■イベントを実施して良かった点
本企画では、スタッフ含め計60名での駆除活動でしたが、半数以上の方が、ザリガニ釣りそのものが人生初めて、もしくは大人になってから初めての方が多く、さらにはザリガニを味わった(試食した)のも人生初体験という方の割合も多く見受けられました。楽しい初体験の思い出を南部町で作って頂けたことに、主催者サイトとして嬉しく思います。
また、1時間あたりの捕獲数としましては、529匹/7797グラムと、過去の記録を大幅に更新し、文字通りの大漁となりました。参加者の皆さんが一人平均10匹は釣ったことになります。
アメリカザリガニという生き物が持つ背景を知って頂き、単なる駆除活動ではなく、釣ることによる希少種の生存率アップへの貢献や、ザリガニの穴掘りによる堤・土手の強度低下を抑え、美味しく食べることが出来、食べた後の殻も肥料やさらなる調理に利用でき、一石四鳥とも五鳥とも言える活動に、少しでも理解と共有が広がる場が得られ、開催のチャンスを頂いたことそのものに感謝です。こういった活動が各地域や地区単位でも広がっていくことを期待致します。
■特に寄付が活きたと感じた点
大規模なザリガニ釣りに必要な備品や消耗品、安全管理のためのライフジャケット、料理のための泥抜き作業等で寄付を活用させて頂きました。細かな項目が多い中で、支出の大部分を助けて頂きました。また、案内チラシを近隣の小学校全児童配布することも可能となり、寄付をして頂いたスポンサー様に重ねて御礼申し上げます。