鳥取 とっとり・なんぶ手自然ネットワーク「サトノテ」
ブッポウソウが息づく豊かな里山の保全活動
世界最大級の両生類オオサンショウウオの棲む川に行こう!
09:50 | 受付開始 | |
10:15 | 開催のご挨拶と注意事項 | |
10:45 | 図書館駐車場を出発 | |
11:00 | 現場の古民家前河川に到着、説明 | |
11:15 | ハンザキ(オオサンショウウオ)捜索&生き物探し開始 | |
11:30 | 調査終了、見つかった生き物の種類分け、解説 オオサンショウウオのお話 |
|
12:30 | まとめ |
ハンザキどこー? | 先生がシマヘビを捕まえたよ! | 大きなカワムツも捕れたよ | ||
川のすぐそばで記念撮影! | 企画終了後に出てきたオオサンショウウオ |
*イベントの様子は、「サトノテ・ブログ」で詳細を紹介させて頂いております。
■イベントを実施して
参加人数:30名(内、子ども14名)
アンケート回答数:23名(内、子ども10名)
満足度の平均値(%):100%
■参加者の感想
●いろんな生き物を知れて思い白かった。(20代・女性)
●カニがたくさんとれたこと(が楽しかった)。(小学3年生)
●ヘビをさわった(ことが楽しかった)。(小学3年生)(小学1年生)
●かわにはいるの(が楽しかった)。(小学1年生)
●さかなをつかまえた(ことが楽しかった)。(小学校1年生)
■イベントを実施して苦労した点
野生生物相手ですので、必ずオオサンショウウオと会えるとは限らないのですが、今回は、正式なイベント中には探し出す事が出来ず、参加者の方にお見せできなかったことがとても残念です。
お天気にもかなり翻弄されました。スタッフの一人がインターネットで雨雲レーダと警報注意報を確認しながらのタイムテーブルでしたが、予報通り午後から低気圧が接近し、ちょうど最後のまとめの時間に雨が降り出し、雷も鳴っていたので、落ち着いて総まとめができなかったことが心残りです。
また、みなさんが見つけてくれた生き物の種類と数がとても多かったので、仕分けに時間がかかったことも、今後の課題の一つです。タイムテーブルが押してしまい、終了予定時刻を30分過ぎてしまいましたこと、関係者の皆様にお詫び申し上げます。
■イベントを実施して良かった点
今回は、企画そのものが初めての方、2回目の方、3回以上参加の方とバランスよく構成され、特に初めての方には、このプロジェクトと南部町の自然を知って頂く大変よい機会になりました。また、ハンザキが棲んでいる川が米子市街地から近い場所に位置することを知って頂き、他の自治体では失われつつある生き物たちの賑わいがまだまだ残されていることを体験して頂きました。
まずは知って頂く事からスタートしなければ、希少種の認知度や生息環境の様相も伝わりませんので、若葉マークの方にも、常連さんにも、それぞれに川から何かを感じて持ち帰って頂けたのではと思います。
■特に寄付が活きたと感じた点
今回は、企画中にはハンザキを見つけることが出来ませんでしたが、標本をみなさんに間近でお見せすることが出来ました。岡田先生を遠方から講師としてお招き出来たのも、寄付金があったからこそです。また、今回は発注が間に合わず、岡田先生のお持ちの物をお借りしての企画でしたが、オオサンショウウオを個体識別するために埋め込んでいるマイクロチップを読み取る道具、マイクロチップリーダーも導入し、今後の調査にも活用させて頂く予定です。