山口 山陽小野田市自然保護協議会
山陽小野田市の稀少な動植物を知り、野生生物や自然を保護・保全しよう!
越冬してきた野鳥や春を待つ木の芽の観察会
◆イベントの概要
少し風の冷たさが穏やかになって春の訪れを感じる一方、三寒四温でまだまだ寒さが残る朝晩が続くこの季節、自然豊かな公園が多く設置されている山口県山陽小野田市では、公園でちょうど越冬した様々な野鳥や、春を待って萌え始める木の芽を観察することができます。
2014年度、山口県でのSAVEJAPANイベント最終回は、この「冬から春にかけて」の自然と稀少生物の生息模様を観察する会です。
すこしだけ早めの時間から始まった本イベントは、まず「野鳥の観察会」から始まりました。
昨年にも、本プログラムでは稀少生物種である「クロツラヘラサギ」などのバードウォッチングも行っていますが、時季や場所が異なると発見できる野鳥も変わってくるのが楽しいところです。
野鳥観察のあとは、「春を待つ木の芽の観察会」。日中は随分と緩和されてきましたが、まだ冷たさの残る風に吹かれてすこし侘びしさをまとわせた木々の枝をじっくり観ると、文字通り「春を待っている」かのごとき木の芽の様子を発見できました。
専門家の人から木々に関する解説があるのも、参加された方々からすると大きな楽しみのひとつで、連れだったお仲間と色々な話に興味深く反応される方々も少なくありませんでした。
最後は、スイセンの球根をみなさんと一緒に植栽。自然について学び、知って楽しんでいただいた後に、自然環境づくりにもご参加いただいた・・・ということで、山口県における平成26年度のSAVE JAPANプロジェクト関連イベントのすべてが終了となりました。
◆イベント当日の様子とスケジュール
0.受付(8:00~8:30)
1.開会、挨拶(8:30~8:40)
2.早春の野鳥観察会(8:40~10:00)


この時期、まだ春のような華やいだ色合いにはなっていない
自然公園の光景ですが、その中でも意外と色彩が特徴的な
野鳥を発見することもできます。
たとえば、まるでパンダのように白と黒のコントラストが
鮮やかな「パンダガモ」や、山口県の準絶滅危惧種に指定
されている「オシドリ」など・・・参加された方々は、それぞれに
お気に入りの野鳥を霧中になって観察されていました。
3.樹木と木の芽観察会(10:00~12:00)

自然豊かな自然公園である「江汐公園では、野鳥の他にも
「春を待つ」樹木、なかでも「木の芽」がこの時期見ごろと
なっており、バードウォッチングのあとは様々な樹と芽を
観て回りました。
実際に目前で木の芽の詳細を観察する機会も案外ない
もので、穏やかな時間の流れのなかじっくりと木の芽を
凝視するのも趣きがあるものですが、参加者のみなさんは
「+知る」という部分にも関心が強いようで、自然に詳しい
スタッフから樹木に関する解説が始まると、興味ふかく
耳をそばだてて聞かれたり質問されたりする方々も少なく
なかったのでした。
最後に、みなさんで集合写真を撮影。
これにて、平成26年度の山口県イベント全部が無事終了
となりました。
ご参加くださったみなさん、ご関心を寄せてくださったみなさん、
どうもありがとうございました!

4.閉会
◆イベントを実施して
1.参加人数:51名
2.アンケート回答数:40件(すべて大人)
3.参加者満足度(アンケート回答から)
満足した:88% 、やや満足:12%
どちらでもない:0%、不満:0%、無回答:0%
◆参加者の感想
○満足した:楽しい。色々なことがわかる。(70代、女性)
○満足した:普段から家の周りに小鳥がたくさんおり、鳥には
親近感をおぼえる(60代・女性)
○やや満足した:知らないことが多いと気づきました。(50代・女性)
○やや満足した:自然や多町についてもっと知識を得たい。(70代・男性)
◆イベントを実施して苦労した点
おかげさまで、今回もたくさんの方々にご参加いただけて、大変ありがたく思っております。
その一方で、参加してくださる方々の人数が多くなればなるほど、「楽しんで野鳥を観察」「木の芽を直に観ながら解説を聞く」といったサービスがもれなくみなさんに提供できているかどうか、配慮の度合いも大きくなります。
イベント主催側としても、当然「意義のある苦労」とは感じていますが、ある意味イベンターとしての責任感もあり、「気苦労」する点ではあります。
◆イベント実施してよかった点
今回のイベントだけではありませんが、参加者の方々から寄せられるアンケート回答から伺える限りでは、実際に生の自然や動植物と「接する」貴重さや面白さを感じていただける点もさることながら、その自然や動植物のことを「(もっと)知る」ことに楽しさを感じておられる方が少なくないように感じています。
今回のイベントでも、「樹木の解説」という側面はありましたが、そのことにより上述のような層の方々にも一定以上の方に「満足した」と評価いただけて、よかったと思っています。
◆特に寄付が生きたと感じた点
上述のように、自然や動植物を「観る・触れる」ことに加えて「知る」ことの楽しさにもつながるサービスが提供できたことには(そして、そのようなイベントを継続的に開催できたことには)、寄付をいただけたことによって予算的に計算できたことが非常に大きかったと感じています。