山口 山陽小野田市自然保護協議会
山陽小野田市の稀少な動植物を知り、野生生物や自然を保護・保全しよう!
ふしぎな輝き!「ヒメボタル」を知ってみて!見てみて!
◆イベントの概要
梅雨の時期にさしかかるこの季節、ちょうどホタルがよく見えるシーズンということで、全国のあちこちでもホタルの鑑賞会イベントが開催されています。
このたびの本イベントも「ホタル観察会」ですが、同じホタルでも今回は陸生のホタルである「ヒメボタル」がテーマで、よく町中でもみかけるゲンジボタルとは発光の仕方も違って、林の中を独特なパターンで明滅するそうです。
このイベントでは、最初に紙芝居をつかってヒメボタルの生態を楽しく学べる学習会を行ったあと、光源が限られた暗い山道をゆっくりと歩き、ホタルが舞っているのをじっくりと観察する・・・という趣旨で開催しました。
◆イベント当日の様子とスケジュール
0.受付(18:30~19:00)
1.開会、主催者挨拶(19:00~19:10)
主催者として、損保ジャパン山口支店さんにご挨拶いただきました。
そして、改めて「SAVE JAPANプロジェクト」のことをご説明。
2.ヒメボタルの生態学習会(19:10~19:40)
まずは実際に夜の観察会に出向く前に、近隣の屋内施設で
紙芝居を見ながらヒメボタルの生態について学びました。
山陽小野田市語り部の会 さんによる
紙芝居「ヒメボタル竜太」
3.少し早めの集合写真、出発(19:40~19:50)
昨年度開催したSAVE JAPANプロジェクトのイベントでは、
イベントの最後にみんなで集合写真をとることが通例でしたが、
今回は完全に日が落ちないうちに、早めに集合写真をパチリ。
その後、近くの山林へ移動しました。
4.ヒメボタル観察会(19:50~21:00)
ほとんどの街灯が消えた薄暗い中を、スタッフの方が誘導棒
(工事現場でよくみる光る棒)を携えながら参加者のみなさんを
案内していきます。
確かに光源がなく暗いのですが、結構に目も慣れてきて
比較的スムーズに移動していると・・・山林でぼんやり光の点が
動いているのがわかります!
残念ながら今回携行したカメラでの撮影ではホタル舞う風景を
しっかりとおさえることができなかったのですが、肉眼で間近に
観察すると、確かによく見るゲンジボタルとは違ってパッ、パッと
明滅する感じです。
次第に夜が更けていくにつれ、ヒメボタルが舞う姿も見やすく
なってきました。現地の方いわく、残念ながら前日の気温変化の
ため今日はホタルが少ない方だったそうなのですが、県外から
参加された方などは「こんなにたくさん舞っているのは初めて見た」
とおっしゃっていました。
参加者それぞれがホタルの幻想的な光景を楽しんだあと、
本の屋内施設へ戻って解散、ということで終了しました。
◆イベントを実施して
1.参加人数:40名(大人31名、こども9名)
2.アンケート回答数:32件(大人30件、こども2件)
3.参加者満足度(アンケート回答から)
満足した:60%、やや満足:40%、
どちらでもない:0%、不満:0%、、無回答:0%
◆参加者の感想
○満足した:生まれ育った故郷の魅力を新たに発見できた(30代・男性)
○満足した:親子いっしょに楽しめて自然を感じることができた(30代・男性)
○やや満足:陸生のホタルを見ることができた(30代・男性)
○やや満足:ホタルの見える現地まで全員バス移動が望ましい。老人には徒歩移動はきつい(70代・男性)
○やや満足:地元にいる独特なホタルのことを色々知ることができた。
◆イベントを実施して苦労した点
屋外で自然の中を巡って歩くことは昨年度から実施しており、巡るコースも過去に実施したイベントで
使った路程なのである程度勝手がわかっていたのですが、それでも普段催しを行う日中という時間帯とは
異なり今回は夜間の開催ということもあり、ホタルを見て歩く移動中に参加者の動向に気を配って
安全面に配慮するところが苦労した点でした。
(本件につき対策は施していたが、課題も新たに見えたので、今後に向けた反省材料にしたいと思います)
◆イベントを実施してよかった点
昨年度からテーマとしているアサギマダラ(蝶)については、何度かイベントを通じて地元内外の方々にも
色々と知っていただける機会を設けることができて段々と周知の輪も広がってきているのですが、
地元にその他多様な生物が生息しており自然が豊かであることを更にPRするため、昨年度には
扱わなかった「ヒメボタル」の観察会を実施しました。やはり、「こんなホタルがいるとは知らなかった」とか
「特徴的なホタルがいることは知っていたが見たことはなかった」という地元やその周辺住民には多く、
今回そういった層に対し改めて地元の自然環境のポテンシャルを示すことができてよかったと思います。
◆特に寄付が生きたと感じた点
上述したとおり、夜間のイベントとなると日中開催のそれよりも更に案内係や関連スタッフを用意
することが必要になりますが、寄付のおかげでそういった人手(とその経費)がかかる夜間イベントを実施
でき、「夜に見せる山陽小野田の自然のすばらしさ」を印象づけることができました。