SAVE JAPAN プロジェクト 2017-2018

持続可能な里山保全にするために、「里山を知ろう!触れよう!」

活動内容

2014年夏の丹波市豪雨災害において、今回の活動地域である丹波市は、大規模な土砂災害に見舞われました。災害による被害を増幅させた原因に森林の荒廃があったとされています。そこで、防災面での森林管理意識の向上だけでなく、貴重な里山文化の継承と、現在まだ残されている貴重な動植物の保全や再生に取り組むために、多様な世代が里山に入る機会を創り出します。
 今回の活動は大きく3つの活動に分けられます。
【1.森林保全の担い手養成】
  里山の現状を知り、チェーンソーの使い方など、里山整備に必要な知識やスキルを得る活動です。
【2.里山ハイキング】
  2014年の豪雨災害で失ったハイキングコースの復旧オープニングイベントとして、再整備された登山道を歩きながら、山菜探しを行い、実際に味わってもらう体験活動です。
【3.親子向け森遊び】
  森林に入るきっかけとして、クワガタなど里山の生きものを探す体験活動です。里山の生態系を知ることで、森の恵みを体感してもらうイベントです。

一言アピール

丹波市は、大阪中心部から車で1時間ほどの自然豊かな地域。これまで里山に触れる機会が少なかった方だけでなく、丹波市の地元住民の方にとっても里山が身近な存在となるきっかけになることを楽しみにしています。

活動時期

2018年4月から8月まで
 ・2018年4月:森林管理の安全講習会
 ・2018年5月:里山ハイキング
 ・2018年7月:親子向け森遊びイベント

対象となる希少生物種

【野鳥】ヨタカ、オオタカ
【両生類】モリアオガエル
【昆虫】オオムラサキ
【魚類】ナガレホトケドショウ
【維管束植物】ホンシャクナゲ

実施団体プロフィール

特定非営利活動法人 森の都研究所

当法人では、森の探検隊事業、森のグルメ事業、森の工房事業、森のおまつり事業、森の知恵袋事業の5つの事業を通じて、豊かな森林生態系の保全及び復元と、多彩な森林文化の継承及び創造に寄与することを目指しています。豊かな自然環境に恵まれた地元丹波地域だけでなく、大阪など都市と田舎とを結ぶ活動にも力を入れています。

特定非営利活動法人 森の都研究所

〒669-4333
兵庫県丹波市市島町戸坂438番地
TEL:090-9281-9830
E-Mail:miyagawa@net-work.ne.jp
担当:宮川 五十雄

社会福祉法人 大阪ボランティア協会

大阪ボランティア協会は、1965年、全国に先駆けて誕生した市民活動総合サポートセンターです。協会は「ボランティア・NPO推進センター」「災害支援・防災事業」「企業市民活動推進センター」「ボランタリズム研究所」の4部門を持ち、自由意志という 「ボランタリズム」の精神を大切にしながら、120人のボランティアスタッフと13人の職員が、ボランティア(グループ)やNPO、企業の市民活動を推進しています。

社会福祉法人 大阪ボランティア協会

〒540-0012
大阪市中央区谷町2丁目2-20 2F
市民活動スクエア「CANVAS谷町」
Tel. 06-6809-4901
Fax. 06-6809-4902
E-mail: office@osakavol.org
担当: 林 寛人