SAVE JAPAN プロジェクト 2017-2018

田んぼの生きものを知り、身近な環境の価値や素晴らしさ、守る大切さを考えてみませんか

活動内容

「生きものを通して地域の身近な生態系である田んぼから学びます」
田んぼに水を張っている時期に、オタマジャクシやヤゴ、淡水貝やミジンコなど、子ども達に身近な生きものから、よく観察しないと気付かないような小さな生きものなどを自由にみんなで探し観察します。ただ観察するだけでなく、田んぼが生態系や環境に与える影響や米文化などについて考え、食べることと地域の生態系がどう繋がっているか考えてみます。また、田んぼでとれるものを料理して食べてみます。その中で田んぼには人が持ち込んだ外来生物、例えば生態系に強い影響のあるスクミリンゴガイ(通称ジャンボタニシ)などがたくさんいることも知ってもらい、地域の生態系と外来種の関係について学ぶ機会とします。
では、なぜ田んぼなの?
農地の生きもの調査は私有地である理由からほとんどなされていません。でも地域の生態系にとって農地は大変重要な位置を占めています。私たちは日常生活を送る中で、地域の生物多様性が我々の生活とどのように影響しているかほとんど考えていませんし、その機会もあまりありません。そこで、体験型の市民調査を行うことにより、普段接することのない生きものについて考える機会を作ります。さらに外来種の問題をクローズアップすることにより、問題意識を一般に広く共有できると考えています。

一言アピール

私たちの身近にある田んぼ。身近だけど実は知らないことの多い「生きものたち」について楽しく学んでみませんか?

活動時期

○「田んぼの生きもの探し」(3回実施)
  2018年7月14日(土)/7月28日(土)/8月19日(日)
  10:00~12:00(集合9:45)
○「田んぼを食べよう」
  2018年9月8日(土)時間未定

対象となる希少生物種

当該地区は農地と住宅地などが混在する地域であり、現在のところ環境省及び高知県の指定する稀少生物は見つかっていない。しかし、田んぼをはじめとした農地は地域の生態系にとって貴重な生息地であると推測される。

実施団体プロフィール

農と生きもの研究所

化学合成肥料・薬剤を使用せず、地域の生態系に配慮した農作物の生産と加工。
地域の課題を「自然資源」「地域資源」生「物多様性」の視点で解決するプログラムの提案
田んぼや畑、里地などの生きもの観察会の実施及び人材育成
生きものや自然環境に関する撮影や教材開発
農作物の栽培調査・民間認証等の業務委託

農と生きもの研究所

〒785-0653
高知県高岡郡梼原町中の川486
Tel. 090-6280-7668
Fax. 0889-67-0383
E-mail: t-tanigawa@mb.pikara.ne.jp
担当: 谷川 徹

認定特定非営利活動法人 NPO高知市民会議

ボランティアや市民活動を支援する非営利の市民団体です。「支える+育む+伝える+つなげる」を大事に、市民活動の原点を常に意識しながら、高知市市民活動サポートセンターを運営しています。 「社会を変える 市民のチカラ」をコンセプトに、次世代を担う人材の育成や、市民活動のスキルアップ、ファンドレイジング、企業や行政との協働事業の実施などを通して、住民自治が担える市民を増やすことが大きな目標です。

認定特定非営利活動法人 NPO高知市民会議

〒780-0862
高知県高知市鷹匠町2-1-43
高知市たかじょう庁舎2階
Tel. 088-820-1540
Fax. 088-820-1665
E-mail: sjp-kochi@shiminkaigi.org
担当: 矢田 正江