虫たちとの出会いを通して、里山を学び、人と自然の共生について考えよう!
活動内容
これまで資源生産の場として維持管理されてきた里山は、人々のライフスタイル
の変化によって衰退しつつあり、オオムラサキやクワガタムシなど里山環境に依存
してきた多くの昆虫が急激に減少しています。良好な里山環境が多く残されている北杜市長坂町で、里山の昆虫を観察し、人と生き物の共生について考えてみましょう。
1「里山のチョウの野外観察会」
チョウを専門とする講師を招き、国蝶であるオオムラサキをはじめ、里山環境に
生息するチョウ類の調査を兼ねた野外観察会を実施します。捕まえたチョウを間近で観察
しながら、それらを育む里山環境の大切さを学びましょう。
※このイベントは地元小学校と共同して実施しますが、一般参加も公募します。
2「夜のライトトラップ観察会とオオクワガタの飼育講座」
虫が光に集まる習性を利用したライトトラップを使って、カブトムシやクワガタムシをはじめとした里山環境に生息する昆虫たちを観察し、昆虫の生態や人間生活との関わりについて学びましょう。また、トラップに虫が集まるまでの時間を使って、専門のスタッフによるクワガタムシの生息環境や飼育方法についての講習も開催します。
一言アピール
昆虫の観察を通して、里山の魅力を感じましょう!
活動時期
7月:里山のチョウの野外観察会
8月:夜のライトトラップ観察会とオオクワガタの飼育講座
対象となる希少生物種
オオムラサキ、オオクワガタほか里山の昆虫相
実施団体プロフィール
特定非営利活動法人 自然とオオムラサキに親しむ会
国蝶オオムラサキの保護を更に発展させるため、里山環境の保全と環境教育の拡大を目指して、1996年、各自然保護活動家によって設立。現在は北杜市オオムラサキセンター運営の他、オオムラサキの住める森を未来につなげるために雑木林の整備等を行う「里山作り 〜里山再生プロジェクト〜」の中心団体として活動しています。
〒408-0024
山梨県北杜市長坂町富岡2812番地
Tel. 0551-32-6648
E-mail: info@oomurasaki.net
担当:冨樫和孝

公益社団法人 日本環境教育フォーラム
日本環境教育フォーラム(Japan Environmental Education Forum:JEEF)は、国内外で環境教育を推進する団体や個人の会員とともに、環境教育によって持続可能な社会の実現を目指すNGOです。1987年に「第1回清里フォーラム(現:清里ミーティング)」を開催し、その事務局が母体となって1992年に日本環境教育フォーラムが発足しました。以来、「自然体験を通した環境教育」を根幹とし、幅広く質の高い環境教育の推進に向けて活動しています。
〒116-0013
東京都荒川区西日暮里5-38-5日能研ビル1階
Tel. 03-5834-2897
E-mail:kobori@jeef.or.jp
担当:小堀武信
