SAVE JAPAN プロジェクト 2018-2019

2050「自然と共生する世界」実現に向けて生物多様性の視点から、林業・森林保全活動の未来を考え行動に移せる人材を育成していく。そして彼らを応援するサポーターを増やす。

活動内容

2016年度~2018年度のSAVE JAPANは、絶滅危惧種であるツキノワグマを取り上げ、自然保護と地域社会の観点から問題意識を深めていった。

2019年度はそれらに加え、森林資源や林産業を含めた枠組みで、一層課題を深めていきたい。
森林資源に関心を高めることは、上記「事業の目的」で述べた通り、森林整備の担い手や、生業として林業関係に関わる人々を増やすことにつながる。

持続可能な林業に取り組むことは、グルーバル・イシューである「気候変動」や「再生可能エネルギー」の解決につながり、生物多様性の維持にも貢献するものである。

ただしやみくもに人数を増やすだけでは、課題は解決しないと考える。環境教育で重要とされている具体的な体験を促すことで、生物多様性の理解につながるものである。

参加を想定している出雲西高等学校生、もりふれ倶楽部のサポーター、将来の林家や林業のサプライチェーンの担い手候補者、そして地域社会を構成しているステークホルダーが一堂に会し地域の未来像を考えることで、まだ課題解決に向けて実行できる明るい島根県の里山がイメージできる。

2つのイベントを通して、新しいステークホルダーとパートナーシップの萌芽が生まれれば嬉しい。

プロジェクトを通じて貢献する愛知目標

目標① 目標④ 目標⑤ 目標⑦ 目標⑫ 目標⑮

一言アピール

健全な森林のありがたみを感じるとともに幸せな気持ちになって欲しい。 暗いニュースが流れる昨今ですが、イベントを通して明るい未来が築けることを知ってほしい。

活動時期

9月と11月に1回ずつ(予定)

対象となる希少生物種

中国地方において、生態系の頂点であるツキノワグマ

実施団体プロフィール

特定非営利活動法人 もりふれ倶楽部

「里山自然塾」をはじめ、自然観察会、里山ものづくり体験、ネイチャーゲーム教室等、拠点の島根県立ふるさと森林公園のみならず、県内の公民館・学校・各種団体へ出前講座も実施しています。その規模は、年間70~100回程度、参加者合計約3千人程度です。自然体験やものづくり体験指導をしながら、里山の森林保全の課題(間伐の遅れによる山林の荒廃、人が手を離したため荒廃竹林が増加)の解決に向けて活動しています。

特定非営利活動法人 もりふれ倶楽部

〒699-0406
島根県松江市宍道町佐々布3352ふるさと森林公園学習展示館
Tel. 0852-66-3586
Fax. 0852-66-3586
担当: 野田真幹

公益社団法人 日本環境教育フォーラム

日本環境教育フォーラム(Japan Environmental Education Forum:JEEF)は、国内外で環境教育を推進する団体や個人の会員とともに、環境教育によって持続可能な社会の実現を目指すNGOです。1987年に「第1回清里フォーラム(現:清里ミーティング)」を開催し、その事務局が母体となって1992年に日本環境教育フォーラムが発足しました。以来、「自然体験を通した環境教育」を根幹とし、幅広く質の高い環境教育の推進に向けて活動しています。

公益社団法人 日本環境教育フォーラム

〒116-0013
東京都荒川区西日暮里5-38-5日能研ビル1階
Tel. 03-5834-2897
Fax. 03-5834-2898