草原に生きる動植物の「いのちのつながり」を知り、「いきものが棲みやすい環境づくり」の意識を高める
活動内容
妙義荒船佐久高原国定公園にある神津牧場などの存在により維持されてきた草原環境をフィールドとして、草原性の動植物の存在を知ってもらい、それら生きもの同士の「いのちのつながり」を理解し、いきものが棲みやすい環境を守る意識の醸成をはかります。
2024年春は「動物のお宅はいけん」と題して、2022-2023のプログラムで設置した巣箱とバットボックスの観察をはじめ、牧場に生息する野生動物の痕跡(シカやキツネなど)を探しながら、アナグマの巣穴と主要な餌であるミミズなどを観察します。
最も生きものが活発となる夏の牧場では「牧場の生きものパラダイス」と題して、昼と夜の観察会。昼間は牧草地の昆虫の観察、夜はライトセンサスと昆虫のライトトラップ、コウモリ、アナグマ(2022-2023のプログラムで作った餌場に出る可能性のあるアナグマ)の観察を通して、昼夜で活動している生き物の多様性と「食べる−食べられる」の関係を通して生命をつなぎ、草原環境が維持されることを学びます。
★これまでの活動動画もぜひご覧ください★
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2022年夏 虫トラップをしかけよう
https://youtu.be/KPkhT0k14i4
アナグマのはなし
https://youtu.be/iS3O4osB7kk
ミミズのはなし
https://youtu.be/h25x2sXOsjA
2022年秋 巣箱をつくろう
https://youtu.be/MLxrq4Fiat0
2023年春 こっそりお宅はいけん
https://youtu.be/5WE5dxNB06I
2023年夏 夏の牧場調査隊!水辺と夜の生きものを調査しよう
https://youtu.be/lslghY8T4DE
実施団体プロフィール
特定非営利活動法人 ⽣物多様性研究所あーすわーむ
⽣態系および⽣物多様性の保全(野⽣動植物の包括的な保護管理)、⼈と野⽣動植物とのよりよい共存を通じた持続可能な社会づくりに貢献することをめざし設⽴。⽣物多様性の調査、野⽣動植物の保護管理、環境教育が主な活動であり、これらにより⽣物多様性の保全に取り組んでいます。具体的には、外来種(アライグマ、ハクビシン、ミンクなど)の対策、野⽣動物の調査、希少種の調査、⾃然ガイド、中学⽣への探究活動などを⾏っています。
特定非営利活動法人 ⻑野県NPOセンター
1998 設⽴。「みんなで100年先も暮らしたい⻑野県にしよう︕」をビジョンに、持続可能な地域づくりのためのパートナーシップ促進、地域社会参画促進、企業・団体との協働事業、SDGsに関するワークショップの提供、佐久市市⺠協働サポートセンター運営事業などを通して、⼈と地域の参加・協働を創り出しています。