蝶が舞う未来へ! 自然に優しい里山をみんなで育もう
活動内容
棚田を含む里山の環境が希少生物の生息環境になっていることを現地の観察を通して学んでいきます。そして、その里山の環境が失われている現状とそれに伴い希少生物の数が減少していることを学び、里山の環境を再生する活動を行います。希少生物の生息する環境を整備するためには、希少生物の生態を学ぶ必要があるため、子どもと保護者が一緒になって生き物の生態を学び、環境整備をどう進めればいいのかを考えていきます。
具体的なプログラムの概要です。
対象は小学生~高校生(保護者同伴)現地には公共交通機関がないため車での送迎が必要なためです。
【プログラム1回目(観察、環境整備)】
棚田にてオオムラサキの幼虫探しを実施。その際、中田の再生活動を説明します。また、里山の環境が生物多様性にどのように関わっているかを学びます。その後、きみの自然体験館にて、エノキの木を植樹し環境整備の活動を行います。
【プログラム2回目(座学)】
専門家によるオオムラサキの生態に関する座学(人工飼育と保全の違いなどを説明)
【プログラム3回目(観察)】
専門家とともに、冬眠明けの蝶の幼虫探し(オオムラサキの幼虫の個体数や生育状況の調査やその他の生き物の調査)
【プログラム4回目(観察)×3日間の日程】
棚田にて、オオムラサキの幼虫探しを実施(雨天で観察ができない日が出てくることも考慮し、4回目の観察会は午前中もしくは夕方の2時間程度を3回予定)。
実施団体プロフィール
認定特定非営利活動法人 わかやまNPOセンター
『和歌⼭県NPOサポートセンター』の指定管理者として、県内のNPO法⼈の設⽴・運営⽀援、NPO等の⼒量形成、⾏政との協働の推進、防災や災害ボランティアに関する活動をおこなう。
法⼈事業として、地域課題の調査や企業CSR事業との協働、寄付を利⽤した地域貢献事業、メディアやインターネット等でNPO活動の広報や情報共有をおこなう。⾏政等に対し、NPO施策等に関する政策提⾔活動を展開する。
⼩川地域棚⽥振興協議会
また、地域広報紙「中⽥の棚⽥だより」を作成し、地域住⺠へ活動周知を⾏っている。再⽣活動を通して、多くの⼈が農業や⾃然にふれあう場づくりを⾏っている。
特定非営利活動法人 わかやま環境ネットワーク
また、和歌⼭県より「地球温暖化防⽌活動推進センター」として指定を受け、気候変動に関連するイベントの開催や調査・公表を実施。市⺠団体、事業所、教育現場などからの依頼で専⾨的な知⾒を伝え、持続可能な社会づくりを促進している。
紀美野町⾃然環境ネットワーク
きみのちょうちょ研究所
紀美野町を拠点に、日本国内で見られる蝶や世界で見られる蝶の標本展示を行い、子どもだけでなく大人も対象に蝶の魅力や生態などを説明する活動を行っている。蝶の標本展示以外にも、ライトトラップによる昆虫観察会やカブトムシの森づくりといった里山の環境整備の活動も行っている。
※instagramで情報発信をしています!
きみのちょうちょ研究所
〒6401141
和歌山県海草郡紀美野町小畑833-56
メールアドレス:kimino.insect★gmail.com(★を@に変えてください)