SAVE JAPAN プロジェクト 2013

福井 治左川とトミヨを守る会・日野川流域交流会

トミヨと梅花藻。治左川の奇跡を未来へつなごう!

治左川の湧水を守ろう

■イベント実施日:2013年10月27日(日)9:00~12:00

 

■イベント概要

清らかに流れ続ける治左川。
 こんこんと湧き上がる冷たく澄んだ水が、稀少な魚「トミヨ」の日本最南端の生息地を守り、美しい水の指標とも言われる「梅花藻」にも命を与えてきました。
 今回は、3回シリーズの“しめくくり”として、治左川の湧水の水源をたどり、山あいの森を訪れて、大きな自然の循環と、それを未来につなげていくために大切なことを感じ、考えていただきました。

  9:00 受付開始
  9:30 開会式、オリエンテーション
  9:50 トミヨと治左川のかんさつ
10:25 バスで移動
10:40  子安観音で森のお話
11:05 水無川見学と湧水の仕組みのお話
11:35 ふれあい会館到着、アンケート記入
11:55 閉会式
12:05 終了

 
         治左川            治左川の秋

 

 
      トミヨいるかなぁ         水槽の中で泳ぐ“トミヨ”です

 

 
        おいしいお水♪      バスで森を見に行きました

 

            子安観音にて、森のお話

 

 
 水無川。台風の後なので水が流れていますが、普段は本当に水がありません。        湧水のメカニズムのお話を聞いています

 

       トミヨ、森、湧水のお話はとても興味深いものでした



■イベントを実施して

参加人数: 大人35名、子ども8名
        (アンケート回答: 大人34名、子ども6名)
満足度 : 満足 74%  やや満足 26%


■参加者の感想

・森の話が素晴らしかったです(20代男性)
・湧水のことを知ることが出来た(30代男性)
・普段あまり聞くことのできない話が聞けて良かったです。水無川のしくみが興味深かったです(20代女性)
・地域の実態を知ることができた。スタッフの方達の親切さに感謝(50代男性)
・キレイな水を守るためには、保全活動や地域について知ることが大切だということが分かった(30代女性)
・実際に見学をして、こんなにきれいな川がまだあったことに驚きです。きれいな空気を感じました(20代女性)
・自然環境の大切さ、普段目を向けない事柄を知らされた(50代男性)
・文室川と浅水川の間を見ることができた。水の有無の境界点を初めて知った(30代女性)
・どんぐり拾いが出来なかったのが残念でしたが、身近な自然に触れることが出来て良かった(30代女性)
・武生に住んでいるが、自宅近郊に湧水や清流があることに驚いた。「梅花藻」の咲いているところが見たい(40代男性)

 

■イベントを実施して苦労した点

・観察したい場所へ行く道程で車道が細いため、コースの検討やバスの選定に苦労しました。

・ドングリ拾いも予定していましたが、台風の後でもあり足場が悪くなり、行うかどうか判断するために何度も現場を確認しに行きました。(結果として中止しました。)

 

■イベントを実施して良かった点

・子供さんをはじめ様々な年代の方、特に若い世代の方々に多くご参加頂けた事がありがたいと思いました。
 

 

■特に寄付が活きたと感じた点

・治左川の湧水とその水源となる森や水無川については、これまで少人数でしか案内できませんでした。今回寄付を活かしてバスをチャーターできたため、初めて40名を越える皆さんに大自然の不思議な仕組みを体感して頂くことができました。また、コースの道幅の関係でマイクロバス2台を借りることになりました。おかげで限られた時間の中で効率よく運営でき、参加された皆様にもしっかりと説明を聞いて頂くことができました。また、徒歩での移動距離を少なく出来たので小さな子供さんでも負担が少なく、親御さんにも安心して参加して頂けたと思います。