SAVE JAPAN プロジェクト 2013

岐阜 達目洞自然の会

岐阜は自然がいっぱい ~岐阜市の真ん中の里山~ 

達目洞(だちぼくぼら)自然観察会&稲刈り体験

■イベント実施日:2013年10月19日(土)

■当日のスケジュール

9:00~9.15 開会式オリエンテーション

9:15~12:00 稲刈り、はさがけ

12:00~13:00 昼食(温かい豚汁を食べました)

13:00~14:00 秋の里山の散策

14:00~     ふりかえり

集合のあと、開会式です。岐阜市自然共生部長の挨拶、損保ジャパン岐阜支店の野村支店長の挨拶のあと、稲刈りを行う田んぼへ向かいます。田んぼへ向かう途中に「ヒメコウホネ」の観察です。

達目洞自然の会の加納さんから、達目洞を流れる逆川の「ヒメコウホネ」の話や達目洞の自然の話を伺いました。参加者には岐阜市の条例で、貴重野生動植物種に指定されている「ヒメコウホネ」や絶滅危惧種となっている「メダカ」がたくさん棲む達目洞の豊かな自然を満喫してもらいました。

田んぼに着くと前日の雨で田んぼがぬかるんでいます。達目洞自然の会の丹羽さんから、稲の刈り方は、束ね方、はさがけの仕方などを教えていただきます。

鎌を使うので、安全には特に注意をします。

稲刈りをする人、束ねて、はさがけをする人の分かれて黙々と作業をします。はさがけしたお米は、機械を使った乾燥より、よりおいしいお米になるそうです。はさ掛けの作業は、刈り取った稲はワラで強く縛るため、意外と力仕事です。

稲刈りの後、アツアツでおいしい豚汁をいただきました。ほど良く疲れた体を美味しい味付けの豚汁が癒してくれました。

昼食後に金華山の登山口まで、自然観察を行いました。達目洞は江戸時代から金華山の山城である岐阜城の東の守りとして剣豪の家臣が住んでおり、今のその子孫が暮らしている話などを聞き、自然だけでなく、達目洞の歴史も学ぶ観察会となりました。

 【開会式・オリエンテーション(損保ジャパンの岐阜支店長の挨拶)】

 

 【達目洞自然の会の加納さんが達目洞の自然やヒメコウホネの説明をしています】

 

【稲刈りやはさがけの説明です。安全に活動しましょう!】

 

【前夜の雨で田んぼはぬかるんでいます】

 

 【手分けしてはさがけをします。お米がおいしくなるそうです】

 

 【温かい豚汁はおいしいですか?】

 

【金華山の登山口まで散策をしました。】

 【集合写真 地元の子ども達も参加しています】

 

■イベントを実施して

参加人数31名(大人25名 子ども6名)※就学前2名

アンケート回収 26名(大人22名 子ども4名)

満足度 満足95% やや満足5%

■参加者の感想

 ・天気が良くなって良かった。

 ・達目洞は歴史のある場所だと初めてしりました。

 ・早く、ご飯を炊いて食べたいです。

 ・田植えも参加したので、稲刈りを楽しみにしていました。

■イベントを実施して苦労した点

 特にありませんが、今年の秋は台風などの天候不順の日が多く、開催日に天候が回復して良かったです。

■イベントを実施して良かった点

 多くの人に参加してもらえて良かったです。こうした取り組みで、イベント参加者が日常の活動にも参加してもらえるようになりました。

■特に寄付が活きたと感じた点

 達目洞では、無農薬、自前の堆肥肥料だけで、手作業による水田耕作を行っています。費用面や人員の確保を自前で行うことがきびしいのが現実です。今回のように、ご支援いただくことで暮らしに関わる里山の環境を守り、市民の皆さんが、より身近に、活動に参加していただく機会とすることができました。