長野 北信濃の里山を保全活用する会
北信濃の里山を護りながら魅力を伝えたい!
観察会:信越自然郷の 『夜と昼』
■当日のスケジュール
◆◆夜の観察会 「夜の光に集まるムシたち」◆◆
2013年8月3日(土曜日) 17:30~
〈日程〉
17:30~ 受付
18:00~18:40 講演 「クワガタムシのおはなし」
講師:小野寺宏文 さん (松本むしの会会員)
虫の標本や、クワガタやカブトムシが好む植物を実際に見せてもらい、子どもたちは真剣な表情で説明を聞いていました。 | ||
19:00~21:00 ライトトラップ点灯
あたりが暗くなる前にライトトラップについて説明を受けました。 | 暗くなる前に集合写真を撮りました。 | |
ライトトラップは2か所に設置しました。 | 場所によって、集まる虫は変わるのかな? | |
多くの虫たちが集まってきました。蛾の種類の多さにビックリ! 時間帯によって、集まってくる虫の種類が違います。 |
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21:00 解散
◆◆昼の観察会 「昼の日差しで輝くブナ林」◆◆
2013年8月4日(日曜日) 8:30~
(日程 〉
8:30~ 受付
9:00~ バスで移動
9:20~ 散策によるブナ林と生きもの観察
講師:渡辺 隆一 先生 (いいやまブナの森倶楽部会長)
鍋倉のシンボル・ブナの巨木「森太郎」を眺めよう!
ここからバスで移動しました。移動した所で森の環境や生物についての説明を聞きました。 | ||
ひととおりの説明を受け、山へ入ります。 | 途中で雨が降ってきて、道は大変なことに! | |
“そびえたつ”森太郎(少し離れた所から撮影) | ||
雨のためすぐ近くにはいけませんが、「森太郎」に感動! | うっそうとした森の中を歩く参加者の皆さん。 | |
2日目の集合写真。 途中からあいにくの雨になってしまいましたが、参加者の皆さんは考えるところが多かったようです。 2日間通じて、とても意義深いイベントになりました。 |
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12:00 解散
■イベントを実施して
参加者(2日間総数):60名(大人39名/子ども21名)
アンケート回答者:50名(大人30名/子ども20名)
参加された方の満足度(満足・やや満足):100%
■参加者の感想
〇 子どもが楽しそうだった (女性・40代)
〇 先生の話もわかりやすかったし、イラストなどで楽しく教えてくれてよかった (女性・40代)
〇 蛾やコガネムシの種類がたくさん学べてよかった (女性・40代)
〇 貴重な森太郎を見られた (男性・60代)
〇 ガイドがいたから行けた (男性・40代)
■イベントを実施して苦労した点
2日目は途中で大雨になり、歩いている山道が大変なことになりました。目的地までの距離はそんなでもないですが、普段は保護されている場所のため、道は自然の状態そのままでした。事前の申し込みの時にも、その旨はお伝えしていたので参加者の皆さんは覚悟して来てくださいましたが、小さなお子さんは親御さんがおんぶして目的地まで歩いてくださいました。全員が無事目的地まで着くことができ、結果的には皆さんに喜んで帰っていただきました。
■イベントを実施して良かった点
今回は、観光協会の協力や地元の民宿からの協力も得られて、前回以上にイベント開催の告知が県外へも発信できました。おかげさまで県外からも参加していただき北信濃の自然を体感していただきました。またSAVE JAPANのHPからも申し込みをいただいて、年々SAVE JAPANの認知度が上がってきていることを感じています。
■特に寄付が活きたと感じた点
前回もそうですが、イベントの対象になっている生物は皆さんに知ってもらいたいと思う反面、多くの人が現地に行ってしまうと生物のストレスになってしまい、保護につながらないというジレンマがあります。集合場所から積極的に場所を公開していない場所まで移動してガイドしながら参加者の方を現地にお連れして正しい知識を身に着けていただけました。目的地までの移動にはバスが使えたので大変助かりました。