SAVE JAPAN プロジェクト 2013

長野 北信濃の里山を保全活用する会

北信濃の里山を護りながら魅力を伝えたい!

オオルリシジミ親子観察会

■当日のスケジュール

   9:00~受付 資料、飲物、アンケート等配布

 
 
 
 

 

   9:45 公民館出発(バスで移動)

 

   10:00 生息地着・概況説明

 
 
     

   10:10 モニタリングルート巡回、観察記録

 

気分はプロカメラマン?

オオルリシジミを見つけて夢中でシャッターを切っています。

 

 

 
 天候の影響か、山の上の方に行くにつれて、多く見られました。中々羽を広げてくれませんでした。
 最後の最後、やっと羽を広げた瞬間です。
         
 

 山のふもとにクララを植えました。

オオルリシジミはクララしか食べません。

 

 

 
 
 
 
 

 

   11:30 集合、観察結果まとめ

   11:45 集合写真記念撮影、現地出発

 
 
  1日目の参加者の皆さん   2日目の参加者の皆さん

 

   12:00 公民館着・解散

 

■イベントを実施して

参加者(2日間総数):77名 (大人67名/子ども10名)

アンケート回答者:63名(大人54名/子ども9名)

参加された方の満足度:94%

 

■参加者の感想

○産卵を見ることができた。スタッフが丁寧に説明してくれた。

○草刈等地域の保全や保護活動等大変なことと思います。少しづつでもオオルリシジミが増えてくれることを願います。

○皆さんの熱心な保護活動に感謝します。

○今や保全しないと絶えてしまう生物、人間の環境問題と合わせて、個人として取り組んだり意識していきたい。

○オオルリシジミに出会えてうれしかったです。

 

■イベントを実施して苦労した点

次世代を担う子供たちにたくさん参加してもらいたいと思い、近隣の小学校にチラシを全校配布してもらいましたが、子どもたちの参加の割合が少なかったです。自然環境保護の観点では、大人と子供の意識にずれがあるのかなと感じました。イベントを企画する段階で、子どもの関心をひく要素をもっともりこむ事の必要性と同時に、子どもが、里山保全に対する関心を高めていけるように、今後も地道に取り組んでいかなければならないと感じました。

 

■イベントを実施して良かった点

SAVE JAPANプロジェクトとしてのイベントは2年目ですが、このイベントを通じて、参加者・運営者共にこの活動の意義が浸透してきました。顔なじみの方も増えて、意識が共有できています。

 

■特に寄付が活きたと感じた点

オオルリシジミの生息地は保護されているので、観察会のために現地の詳細な地図がチラシ等に掲載できません。そのためバスをチャーターして集合場所から生息場所に移動することができました。また、生息地周辺の看板やロープの設置により、現地への不審な人物の侵入を抑制する効果が増しました。また看板は、近隣の住民の環境保全の意識を高めるという事にも、おおいに役に立っています。