和歌山 はしもと里山保全アクショングループ
小川に足を浸してカジカガエルの声を聞こう
川に足を浸し、カジカガエルの声を聴こう(1)
川に足を浸し、カジカガエルの声を聴こう
第1回めを7月21日、橋本市北東部の里山で開催しました!
■当日の流れ
地区の会館をお借りして、受付を設けました。受付から7,8分ほど山あいに入ると今回のフィールドに到着します。
まずわかやまNPOセンターの志場よりSAVE JAPANプロジェクトの概要をご案内したあと、はしもと里山保全アクションチームの佐藤事務局長からこの里山の特徴などをお話しいただき、2班にわかれて、田んぼや川での生き物観察をおこない、最後につかまえた生き物をもちよって、里山に住むいきものの特徴について佐藤さんよりレクチャーをいただきました。当日は晴れ渡る夏空のもとでの開催でした!朝9時半から活動を開始しました。
最初にはしもと里山保全アクションチームの佐藤事務局長からレクチャーを受けました。
まずこちらは網を片手に田んぼの生き物観察。
少し探索するだけでさっそくカエルを発見!手の中にいるの、わかりますか?
その後、小川に入り、生き物探索を続けます。
運営ボランティアのみなさんにも多数お手伝いいただきました。
11時過ぎ、終わったら、みんなで生き物をバケツなどで持ち寄ってみんなで観察!
最初はカエル苦手ーと言ってた子どもも徐々に触れるようになってきました。
だって、こんなにたくさんのカエルがいたら・・・(笑)
そして、いました、カジカガエル!実はほかにもつかまえた参加者の方は複数いらっしゃったのですが、特徴である強い吸盤をもった足のおかげでカゴから逃げ出してしまい、持ち寄ったときにはこの1匹しか残っていませんでした・・・。
12時にプログラム終了。最後に記念撮影!おつかれさまでした。
8月25日に第2回をおこないます。風景がどのように変化しているかお楽しみに。
■当日参加者 全体で53名(おとな25名、こども28名)
■アンケート回答数 44通(おとな19名、こども25名) 「満足」:15名、「やや満足」:2名
■おもな自由記述より・・・
◆日頃、子どもたちが満足するくらい自然にるれる機会がないためよかった(30代・男性)
◆たくさんの生き物とふれて、子どもたちがいきいきした顔をしてくれたので、参加してよかった(30代・女性)
◆遊びの中で大切な事を伝えてくれるので、子どもも自然に環境について目を向けられると感じた(30代・女性)
◆生のカジカガエルの鳴き声が聞けなかったことは残念(40代・男性)
◆川で遊んでカニをつかまえた(小学校1年生)
◆大きい魚(カワムツ)をとれたことが楽しかった(小学校1年生)
◆いきものを見つける、さわることが楽しかった(小学校5年生)
■イベント実施で苦労した点
天候は申し分なかったので苦労が一つ減りましたが、自然の田んぼや川での事業なので安全管理には十分配慮しました。
■イベント実施でよかった点
当日は県境を越えて大阪府内からの参加も多く、また、日常的に訪れたいという声もいただき、団体にとっても活動の広がりが得られたものと感じます。
■特に寄付が活きたと感じた点
団体の規模もあり、全ての参加者に同じ道具を使っていただくことが困難なことがありましたが、今回観察用の網やカゴなどをまとめて揃えることができ、みなさんに同じ道具で観察ができたことが大きかったです。