SAVE JAPAN プロジェクト 2014

福井 河和田自然に親しむ会

河和田の自然を未来に残したいね

かわだ里山たんけん王国 ~第1回~ 「オシドリを探そう!!」

■ イベント概要

「オシドリのお話し」「自然に親しむマナー」を教わったら、鳥たちとの出会いを楽しみに、小さな旅に出発。
まず、アオサギのコロニーを、望遠鏡や双眼鏡で観察 。
田んぼ道を歩きながら、望遠鏡、双眼鏡を使い数種類の鳥を見たり、鳴き声を聞いたり。

お目当てのオシドリには出会えませんでしたが、神社の杉の木の樹洞を見ていた時には、夜行性の「アオバズク」が姿を見せてくれました!!

09:00 受付
09:30 開会式、オリエンテーション
09:45 オシドリってどんな鳥レクチャー
     自然に親しむマナー
10:00 アオサギとアオサギのコロニーを、望遠鏡や双眼鏡で観察
     双眼鏡の使い方の練習
10:30 たんぼ道を歩きながら、ケリ・ヒバリ・トビ・ムクドリ・カワラヒワなどの観察
11:00 河和田神社の杉の木の樹洞観察(アオバズク)
12:10 アンケート、閉会式
12:30 終了

         
全員が双眼鏡を手にして、使い方をお勉強。  

初めての望遠鏡体験。
片目をつぶって・・・と。

 
         
         
こんなに離れたところからでもコロニー発見!! 
あっちにはムクドリもいた! 
  アオサギのコロニー。
こんな感じの親子が何組も。
 
         
         

河和田のあぜ道を進みます。
鳥を見つける以上に感じてほしかったのが、この里山全体の空気でした。 

    あぜ道で縄張りを守るケリ。
         
         
神社の境内で、“森のアパート”樹洞(じゅどう)のお話。
オシドリ、ムササビ、アオバズクなどのお家になるんだって。
  神社の杜は、時の流れから守られた鳥たちの
聖域でもあります。
   
         
 
       
樹洞を探していたら、なんと、アオバズクが!!!
黄金色の目でじっと見つめていたよ。
  アオバズクの見守る中で 全員集合 ♪    



■ イベントを実施して

参加人数  54名 (大人-24名、子ども-30名) 
アンケート回答数  49名 (大人-20名、子ども-29名)
満足度  満足 7名、 やや満足 11名、 どちらでもない 2名  (大人)



■ 参加者の感想

[大人]
・野生動物をあらためて意識する気持ちができ、これから周りの動物をよく観察しようと思った。野生のフクロウを見れ感動した。(10代女性)
・今まで気付かなかった(見のがしていた)鳥を観察できて楽しかった。自然にふれ合うことがことができた。(30代女性)
・自然の中には沢山の宝がある。中々機会がないとみれないので今回のイベントにて見ることが出来ました。(40代女性)
・オシドリは早朝か夕方、田んぼに出るということだったので、その時間帯に散策したかった。暑かったけど丁寧な説明には大満足です。(40代女性)
・担当説明が少ない。2つグループに分けてあるならばそれぞれにつけるべきです。全員が集まる前に前方で説明がはじまってしまいます。野鳥のイラストなどつけてくれるとなお良いと思います。望遠鏡がたくさんあって良かったです。(30代女性)

[子ども]
・見たことのない鳥を見たり、知らない鳥の名前を聞いてたのしかったです。(小2)
・いろんな鳥を見たり、見つけたり、知らない鳥も見れて「こんな鳥もいるんだなあ。」と感心しました。(小5)
・望遠鏡でアオバズクをはじめて見れてうれしかったです。(小3)
・双眼鏡で見たことがたのしかったです。(小2)
・鳥を見て歩いたりバスに乗ったりがたのしかった!(小2)


■ イベントを実施して苦労した点

・オシドリは、早朝や夕方、雨天時に田んぼに姿を現す可能性が高いということですが、小学校低学年以下のお子さんの参加が予想されますので、プログラムの時間帯をどうするか迷いました。
・参加申込がどんどん届いて、あっという間に満員御礼に。うれしいことなのですが、締め切るタイミングが難しく、悩みました。


■  イベントを実施して良かった点

・実施団体さんが、望遠鏡や双眼鏡の台数を多く準備して、スタッフも大勢付いて、全員が鳥を見られるように配慮してくださったので、参加者のみなさんも楽しく観察されていたように思います。
・「オシドリ探し先発隊」の方が、プログラム行程に先回りして鳥たちの居場所を特定し誘導してくださったので、参加者が多種の鳥を見ることが出来ました。
・「初めて、『自然観察・自然体験』に参加できた。」という親子がほとんどでした。初めての人が参加し易かったようです。


■ 特に寄付が活きたと感じた点 

・JR鯖江駅からの送迎と、河和田地区内の移動にバスを手配できました。
・双眼鏡を購入できたので、全員で一斉に観察することができました。 


【福井新聞掲載記事】