SAVE JAPAN プロジェクト 2014

熊本 水と緑いきものネットワークくまもと

こんなに身近なところに多様な生物が生育・生息する水辺があります

第1回 身近ないきもの「カヤネズミ」観察会

■当日のスケジュール

13:00 受付・集合

13:00~13:10 開会挨拶、プログラムの説明

13:10~14:30 カヤネズミの生態についての説明

14:30~15:00 カヤネズミの巣を探索、巣の内部の観察

15:00~15:30 アンケートの回収、解散

■イベント風景

【開会の様子、本日の観察会での注意事項説明】

【事前に採取したカヤネズミの巣を使って、カヤネズミの生態について説明】

【河川敷に近づいて、巣を探しています】

【ファイバースコープで巣の内部を観察しました】

【参加者全員で記念撮影】

■イベントを実施して

・参加人数21名 (中学生以上・大人11名、小学生以下10名)

・アンケート回答数 12名(中学生以上・大人5名、小学生以下7名)

・満足度60% (やや満足を含めると100%)

■参加者の感想

【大人】

・身近に色々な生物がいることに驚いた(同意見他1名)

・散歩の楽しみが増えた

・知らないことが多いことに気付いた

・解説があり生物に関する知識が増えた

【小学生以下】

・去年参加したイルカの観察に行きたい

・カヤネズミを捕まえたい

・他の生物(アオダイショウ、、カエル、ザリガニ、クワガタなど)も観察したい

■イベントを実施して、苦労した点

・夏場の観察会だったので、参加者の健康(熱中症対策)に気を配った。また、カヤネズミが生息する河川敷にはマムシが生息しており、子どもたちの行動を注視しました。

・イベント開催中に積乱雲が発生したため、落雷を避けるため予定より30分程早めに終了しました。

■イベントを実施して良かった点

・市街地を流れる河川であり、身近な場所に貴重な生物が観察できることをはじめて知った家族からは好評でした。水際ではカヤネズミの巣だけでなく、子どもたちがアカミミガメやカムルチー(魚類)を見つけ、他の生き物の観察もできました。

■特に寄付が活きたと感じた点

カヤネズミの巣の内部を見るために、必要な機材としてファイバースコープ(内視鏡)を準備することができ、今回の観察会だけでなく今後の生物観察の際に利用することで観察会の質の向上が図らます。