大阪 鵜殿ヨシ原研究所
世界無形文化遺産・雅楽のヨシ原、鵜殿を育てよう
世界一のヨシ原を楽しもう!~「鵜殿のヨシ原」観察会と雅楽コンサート編
実施日
2014年09月23日(火祝) 10:00-12:30
申込締切日
2014年09月16日(火) ※ただし、定員になるまで受け付けます。
募集定員数 40人
活動内容
10時
集合(淀川河川事務所山崎出張所前)
開会あいさつ
オリエンテーション(スケジュールや注意事項の説明)
「世界一のヨシ原のおはなしを聞こう!」
●はなし手 小山弘道(鵜殿ヨシ原研究所長)
●おはなしの内容:鵜殿(うどの)を調査保全し39年の研究者・小山所長より、鵜殿のヨシ原や雅楽との関係についてうかがいます。
※集合場所付近でトイレを使えます。
10時30分頃
「いざ、世界一のヨシ原へ!」(観察会)
まずは、堤防を歩いて大きなヨシ原の見晴らしを楽しみましょう。堤防からは、天王山、比叡山、男山などの山々が一望できます。日本の歴史の舞台となった場所です!
10時40分頃
「雅楽のミニコンサート」
ヨシ原での雅楽のミニコンサートを楽しみましょう。ヨシが使われている篳篥などの音色が大きな鵜殿のヨシ原に広がります。
ヨシ原での演奏はとても希少な機会です!
【楽器ひちりき】 | 【ろぜつ:材料はヨシ】 |
11時10分頃
「鵜殿のヨシ原観察会」
ヨシ原の中を歩いて、ヨシやオギなどの植物を観察します。ヨシやオギの高さは4mを超えています。他の場所ではなかなか見られない大きさです。この4mを超えた大きなヨシの観察や、ヨシ原を育てるために草取りなどをします。
ヨシ原は昔から人が手入れをしたり野焼きをしたりして草原の環境を守ってきました。草取りなどをしてヨシや生き物が暮らしやすい環境になるよう、お手伝いくださいね!
鵜殿のヨシ原で見られる秋の草花も美しいですよ!
12時頃
ふりかえりとまとめ
アンケートの記入
閉会あいさつ
12時30分
現地解散
※解散後、トイレを使えます。
※当日の天候や鵜殿のヨシ原の状況により順序が変わる場合があります。
開催場所と集合場所
鵜殿のヨシ原(高槻市・淀川河川敷)
※集合場所:淀川河川事務所山崎出張所前(高槻市上牧町4-55-1)
※最寄り駅:阪急京都線「上牧(かんまき)」駅から徒歩15分
※駐車場はありません。(駅前にコインパーキング有)
持ち物
晴雨ともに、飲み物、軍手、動きやすい服装・靴、雨具、(必要に応じて)筆記具
対象者
小学生から大人まで、関心をもってくださった方ならどなたでもご参加いただけます。
※親子での参加、グループ・団での参加も歓迎です。
※小学生は保護者同伴でご参加ください。
※小学生の方は、お名前の後に学年が分かるようにご記入ください。例:大阪花子(小3)
雨天時について
天候に応じて、内容を変更して決行します。開催時間や集合場所、持ち物は同じです。
※小雨なら、予定どおり開催します。
※大雨なら、室内講座(映像を交えながら、おはなしを詳しく聞きます)を開催。
※大阪府内に警報が発表された場合は、中止になります。
実施団体
実施団体:鵜殿ヨシ原研究所
協働団体:社会福祉法人 大阪ボランティア協会、認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
協賛:損害保険ジャパン日本興亜株式会社
お問合せ先
◎内容等について
鵜殿ヨシ原研究所 (担当:谷岡)
Tel. 090-3991-1646 Fax. 072-891-4751
E-mail: udono@ares.eonet.ne.jp
◎お申込み&当日の連絡について
大阪ボランティア協会 (担当:梅田・永井)
Tel. 06-6809-4901 Fax. 06-6809-4902
E-mail: office@osakavol.org
参加者へのメッセージ
鵜殿のヨシ原は淀川の河川敷、高槻市にあります。大都市に奇跡的に残った75ヘクタール(甲子園球場の約18倍)の広さの場所で多くの生き物の暮らしの場所です。水辺ですが湿地ではないので歩きやすいです。
鵜殿のヨシ(植物)は、楽器「ひちりき(篳篥)」の最高の材料として世界無形文化遺産「雅楽(ががく)」を支えています。ヨシは「蘆舌(ろぜつ)」口に加えて吹く部分(リード)に使われています。篳篥に適したヨシは育つ場所が限られ、鵜殿は日本でも世界でも希少な場所です。
ヨシはスダレやチマキの葉などに使われてきました。近年はヨシの紙やお箸、バイオ燃料などが作られています。
鵜殿では、ぐるりっと360度に広がる大空も素晴らしいです。のんびりとぼーっと見上げたりして、しずかで自然の音が心地良い、時間がゆっくりと流れるような、不思議な感じを楽しんでもらえたらと思います!