SAVE JAPAN プロジェクト 2014

静岡 里の楽校

里の生き物たちと触れ合おう♪

カエルの唄が聞こえてくるよ♪どんな種類のカエルがいるのかな??

 ■当日のスケジュール

12:30 集合、13:00 プログラム開始、15:30 解散

 

■イベントの内容

元気な親子約40人にご参加いただきました。里の楽校・山田辰美先生の開校式のあと、3つのグループにわかれて「小田野沢ビオトープ」で生き物さがしを行いました。

カエルの鳴き声が元気にきこえる梅雨の小田野沢ビオトープ。周辺の里山や農地にはたくさんの種類のカエルが生息していて、結婚のためにビオトープに集まるのです。

まずグループでカエルやその餌である昆虫の隠れ家になるソダ作り、水路に泥が溜まっていると、ビオトープ内の水流が悪くなる、水流が悪くなると自然の撹乱が起こらなくなり、水中の環境が悪化するので水路の泥だしなどを行いました。その後、前回作った石積みを崩して生き物を探してみたり、もう一度住処になるように積みなおしたりしました。

ソダづくり

水路の泥出し

 

どんな生き物がいたのかな?

また、未就学児のみんなは小田野沢のビオトープの周りのシロツメ草で遊んだり、ヘビイチゴやクワの実を口に入れてみたり…その後お姉さん、お兄さんたちと一緒にたくさんの生き物と触れ合いました。

今回採った生き物たちは、ツチカエル、ヌマガエル、ヤマアカガエル、モリアオガエル、トノサマガエル、アカハラヤモリ、シオカラトンボ、ヤンマ系のヤゴ、イトトンボ系のヤゴ、オケラ、ヒバカリ、ヤマカガシ、カナヘビ、カワムツ、ヨシノボリ類、アブラハヤ、ホトケドジョウ、サワガニなどでした。

こんにちは。トノサマガエル♪

 

生き物教室の時間です☆

他の多くの場所ではカエルがすっかり見られなくなりました。中でもトノサマガエルモリアオガエルカジカガエルなどが急激に減少しています。どうして減ってしまったのでしょうか?

南方のカエルの北上によって在来の種がすみかを追われた、開発によってすみかや産卵する条件が失われた等の理由があげられます。
実は、カエルの種類によって住みやすい環境が違うのです。今回、みんなで活動を行った小田沢のビオトープは、山際に沿った水辺、湿地、田んぼ、川などのいろいろなタイプの水辺があり、それらが多くの種類のカエルの産卵環境、生活環境を作っているのです。

また、すみか作りをみんなで行い、当日地元の方が周辺の整備をしてくださっていましたが、ビオトープを手入れしていくことによって、生き物たちがまた増えていってくれることを願っています。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

■イベントを実施して

・参加総数:41名(子ども19名、大人10名、学生12名)

・アンケート回答者:36名(大人・学生22名/子ども14名)

・参加された方の満足度(割合): 満足18、やや満足4、その他0  満足度 %(大人のみに質問)

 

■参加者の感想

・緑いっぱい、自然いっぱいで、気持ちよかった。(40代女性)
・自宅周辺の自然に関心をもちたいと思うようになった。 (30代女性)
・豊かな自然にたくさん触れることができた。(40代男性)
・今まで見たくても見られなかった、色々な種類のカエルに出会えた。楽しみながらどんな環境が生物によいかを体験できた。(40代女性)
・普段外で遊ぶ事が少ないため、外で遊ぶいい機会になる。(40代男性)
・ソダづくりをがんばった。(10代男性)
・ヤマカガシやヒバカリなどのヘビを手に取って観察できた。(10代男性)
・子どもたちが自然と触れ合うのは大切だと改めて思った。 (10代女性)      
・初めてビオトープに来て、どんなふうに手入れがされていて、生き物を育てる時に色々な工夫がされていることを知った。子どもに自分の手で生き物をつかまえたり、触る経験をさせることができた。(30代女性)
・今まで見たことのなかった生物を見ることができたり、子どもとの触れ合いが楽しかった。(10代女性)
・子どもと一緒に環境問題について考えることができた。(50代男性)

・生き物を見たりつかまえたるするのが楽しい(こども)
・生き物をつかまえることが楽しかった(こども)

■イベントを実施して苦労した点

場所がわかりづらいところにあるので、遠くからこられた方には大変だったと思います。

 

■プログラムを実施してよかった点

多種のカエルがいるこの小田野沢ビオトープで、ちょうどカエルたちが水辺に集まる時期だったので、たくさんの種類のカエルに出会うことが出来ました。今回はカエルを中心に生き物にとって住みよい場所を考えていただきましたが、他のいろいろな生き物に出会えてよかったです。

 

■特に、寄付が活きたなーと感じた点

寄付の一部でプログラム参加者の自己負担を無くすことができました。その結果、農村の生物多様性を保全し、担保するための小田野沢ビオトープについてご紹介することができ、そこの生息する希少なモリアオガエルなどに対する理解を深めていただくことができました。