SAVE JAPAN プロジェクト 2015

レポート

鹿川湾の環境調査・コアマモ、アマモ観察会

2015年08月01日(土)実施
  • 昆虫・その他
  • 藻類

レポート

江田島市の鹿川湾の環境調査・コアマモ、アマモの観察会を行いました。まずは、湾の漂着ごみを集める清掃活動を行いました。次に、磯や干潟の生き物の調査、そして、コアマモの調査を行いました。波の音に癒されながら、湾に生息する様々な生き物の観察を行うことができました。

当日のスケジュール

14:30 受付開始

15:00 開会挨拶、ガイダンス

15:15 清掃活動

15:45 雁木・導流堤・干潟の生き物調査

16:15 コアマモやアマモの群生調査

16:45 まとめ、ふりかえり アンケート記入

17:30 終了

実施内容

みんなで鹿川湾の清掃活動です。


大きなゴミからビンや缶、ビニールなど、さまざまなゴミが漂着していました。


続いて、磯や干潟の生き物の調査です。どんな生き物がどのくらい生息しているのか、調査の方法の説明を受けています。


どんな生き物がどのくらいいるか、調査中!


鹿川湾のようなところが「コアマモ」の群生。遠目にみながら、範囲を調査しました。


コアマモに産み付けられていたヤリイカの卵。ヤリイカの産卵場として活用されています。



このイベントで得られたこと

コアマモはここ5年間で群生が見られるようになったという話があり、それにより生き物がどのように変化するか、長期的な調査が必要だということがわかりました。また、生態系を豊かに保全していくために、湾の清掃の必要性について、理解を深めることができました。

参加者の声

  • 生物観察が楽しかったです。(小学1年生)
  • たくさんのゴミを拾ったこと(小学3年生)
  • 生物調査が楽しかった(小学5年生)
  • 子どもがとても楽しんでいたので良かった(女性/30代)
  • たくさんゴミを拾えて良かった。(女性/40代)

イベント実施結果

参加者数
15名
アンケート回答数
9名
参加者満足度
75%
実施してよかった点
コアマモがヤリイカの産卵場所になっていることなどから、生き物が生息するための環境について、清掃活動も含め、関心を高めることができた。
実施して苦労した点
潮の満ち引きにより、コアマモの観察のできる時間が限られているため、自然に合わせた観察会の実施が必要になった。
特に寄付が活きたと感じた点
貸切バス(マイクロバス)を利用することによって、活動地域以外の方々へ広報ができた。