まちなかにある小っちゃい草原~「吹田の原っぱ」は希少種の宝庫!
レポート
遠方の方の参加や今まで環境に関心がなかった方にも参加してもらえた。
当日のスケジュール
朝から雨のため、雨天時プログラムに変更(講話を長くして現地は観察のみ)
8時50分 集合
9時 開会あいさつ、オリエンテーション
9時15分 「吹田の原っぱのおはなしを聞こう!」
10時20分 「いざ、吹田の原っぱへ!」(観察会)
12時 ふりかえりとまとめ、アンケートの記入
12時15分 閉会あいさつ、現地解散
実施内容
「吹田の原っぱのおはなしを聞こう!」
・座学「吹田の原っぱのおはなしを聞こう!」の内容
草原は①自然草原②半自然草原③人口草原に分けることができます。吹田は②の半自然草原で
年2回草刈がされることで維持できています。そこに大阪府の絶滅危惧種に入っている植物がありました。
ほかにも街中では見ることができなくなったワレモコウやオカトラノオ、ツリガネニンジンなどを見ること
ができます。 多様性が豊かな、街中ではめずらしい場となっています。
私たちは「街中草原」へ移動。
・観察会の内容
住宅地に残る原っぱを歩いて、希少な草花(大阪府のレッドリストに記載されている植物)を
観察しました。草花を観察しながら、草花が1m四方の区域に、いくつ(何個体)あるか数を
数える予定だった所ではどのような植物があるかの説明も聞きました。
このイベントで得られたこと
人と共に生きる自然とは何かをそれぞれが考える機会となった。
参加者の声
- 知らない草花ばかりで、絶滅危惧種も見ることがき、ずっと守っていかないといけないなぁーと思いました。
- 大好きな草花に思いがけなく出会えて感動。ネジ花、吾木香の葉は特に感動。
- 環境問題に興味を持てた。
イベント実施結果
- 参加者数
- 10名
- アンケート回答数
- 9名
- 参加者満足度
- 90%
- 実施してよかった点
・今までにない若い層の参加が今回もあったこと
・広く浅く広報ができることで遠方の方の参加や今まで環境に関心がなかった方にも参加してもらえた
・花が咲いていることで、観察していても、葉だけよりは楽しんでもらえた
・草原の花は田の畔などに咲く花でもあり、田舎で見ていた花だ、と懐かしみ、喜んだ参加者がいた
- 実施して苦労した点
・梅雨の最中の企画で雨天を心配したが、朝から強い雨だった。雨が理由でキャンセルもあった
・今年は例年より花が早く咲いて、実施日に花が終わってしまうのを心配した
- 特に寄付が活きたと感じた点
・今まで広報できていなかった地域や改めてチラシを作成し配布したことによって地元の方にも広報ができた点。
・資料もカラーでコピーでき、充実したものを作成することができた。