SAVE JAPAN プロジェクト 2015

レポート

ネイチャービンゴゲーム・街中の自然観察会

2016年01月16日(土)実施
  • その他植物
  • 市街地・公園
  • 種子植物・シダ

レポート

山口県山陽小野田市の、とある商業施設周辺には緩衝緑地や遊水池があり、多くの木々や鳥たちが生息しています。今回は、そのような場所でネイチャービンゴゲームを行いながら、日ごろ見落としがちな自然を感じてもらうイベントを行いました。

当日のスケジュール

◆受付  8:45~

◆開会、ガイダンス  9:00~

◆自然観察会  9:10~

◆ネイチャービンゴゲーム答え合わせ  11:00~

◆アンケート記載、閉会  11:30

実施内容

◆開会、ガイダンス

今回も、リピーターの方も初めましての方も、両方からのご参加をいただきました。
特に初めての方向けに、SAVEJAPANプロジェクトの趣旨をご説明。
その後、ネイチャービンゴゲームの進め方や今日の流れなどをお話しました。


◆自然観察会

早速、ネイチャービンゴゲームを兼ねた自然観察の始まりです。
参加者みんなで移動しつつ、適宜スタッフの方からのアナウンス・解説を交えながらビンゴシートに書かれてある動植物を探します。


一見同じような植物でも、細かく見れば色々違います。
葉っぱの先は尖っている?丸くなっている?
葉っぱの色はなにいろ?木の実の色は? etc・・・


木々をしげしげと見ていると、鳥の鳴き声が聞こえてきました。
いまやってきた鳥は、くちばしが何色だった?体に白い部分があったかな?
手元のビンゴシートに、たくさんチェックを入れることができるよう、みなさん
真剣に上下左右を確認!


自然のあちこちを見ながら歩いていると、適宜スタッフの方から特定の植物や鳥などについての解説が始まります。
改めて、植物の名前や生き物の形状について、知らなかったことがたくさん学べました・・・ふむふむと優雅に学んでいるうちに、油断しているとビンゴチェックのヒントが聞けたりするので、みなさん集中して聞いてらっしゃいます。



このページの冒頭でも触れたように、今回のイベント会場は街中にある大型商業施設に隣接する緑地です。時には道路を歩きながら、車に気をつけて観察を楽しみました。普通に行き来する街中の道沿いでも、意識してみると自然を感じることができるんですねえ。



ということで、約2時間の観察会もおしまいに。
最後は、ビンゴゲームの答え合わせでもう一盛り上がりです。



そして閉会時に、例によってみんなで集合写真をパチリ。
みなさん、お疲れさまでした~。

このイベントで得られたこと

今回だけでなく、他のイベントでも「街の中やそばに自然が生きている」ことを改めて感じていただけるような催しをしてきました。今回は参加者のみなさんが特にそのように感じ、自然との近さを実感してもらえたようでした。

参加者の声

  • ・普段見ることのないものや植物、鳥類を見られて大変満足です。(40代・男性)
  • ・木や鳥のいわれを知ることができた。(60代・男性)
  • ・ビンゴゲームが楽しかった。(小学4年生)
  • ・どんぐりをひろい、とりをみたこと(がよかった)。(幼稚園)
  • ・わかりやすい説明で、特に名前の由来を説明され、興味が出てきた。(60代・男性)

イベント実施結果

参加者数
20名(大人18名、子ども2名)
アンケート回答数
17件(大人15件、子ども2件)
参加者満足度
76.5%
実施してよかった点
・大型ショッピングセンターの近くに自然観察ができる緑地があることを知ってもらうことができた。
・身近な場所でもバードウォッチング等ができると知ってもらえたこと。
・植物や野鳥に興味を持ってもらえたこと。ゴミの投げ捨てが多くあり、環境問題にも関心をもってもらえた。
実施して苦労した点
・冬の寒い時期なので、参加予定者が風邪をひくなど、キャンセルが出た。
・ビンゴゲームの問題づくりで前日現地確認したが、当日の天候等の次第でカモ類の種が少なくなっており、やや想定が異なった。
特に寄付が活きたと感じた点
・寄付のおかげでビンゴゲームを開催するためのクリップボードやボールペンなどを購入することができ、ゲームのささやかな賞品を出しながら行事を実施することもできた。
・行事を通じて、街中で身近に自然のすばらしさを感じてもらうことができた。