「SAVE THE FOREST 2019」
2019年03月31日(日)実施
レポート
長年にわたってまほろば自然学校が活動の拠点としている太宰府市民の森は、市民の憩いの場でもあり、様々ないきものが命をつなぐ大切な場所でもあります。また、歴史的にも重要な史跡地でもあり、適切な管理が求められる場所でもあります。今回、ふだんから森を活用する様々な団体、中学生や高校生、大学生などの学生、太宰府市役所の森に関係する部署5課などで伐採木の利用を通して、今後の森のあり方を考える「SAVE THE FOREST 2019」を開催いたしました。
当日のスケジュール
3月30日(土)、3月31日(日)
10:00~12:00 整備活動・木工体験・自由時間
12:00~13:00 イノシシ食堂開店 昼食時間
13:00~15:00 木工体験・自由時間
実施内容
3月30日(土)
【イノシシ食堂】
・イノシシカレー
・焼き芋
【森の工場 木工ワークショップ】
・陽だまり木工所による生木を使った笛と色鉛筆+削り馬体験
・ガンちゃんと薪割り体験
・自分でギコギコトントン体験
暖かな一日となり、自由に虫捕りに基地づくりにのんびりお茶タイムなどなど、サクラ満開の森で思い思いに楽しい時間を過ごすことが出来ました。
3月31日(日)
【イノシシ食堂】
・シシ汁
・白飯
・焼き芋
【森の工場 木工ワークショップ】
・陽だまり木工所による生木を使った笛と色鉛筆+削り馬体験
・ガンちゃんと薪割り体験
・自分でギコギコトントン体験
・竹で弓矢づくり
【整備活動】
・薪積み
・丸太の運搬
【植物観察会】
10:30~12:00、13:30~15:00の2回
その他、整備活動で落下枝を集積した場所に落下枝や伐採木で組んだサークルに落ち葉を集めて昆虫ベットを作成。寒いながらも途中日が差し、皆さんの協力の元、事故、大きな怪我なく活動を無事に終えることが出来ました。今回のこのイベントが、今後の太宰府市民の森づくり、利用の大きな一歩になることを期待しています。
このイベントで得られたこと
今後の森の整備、活用に一石を投じる活動になりました。行動に移せば、変わるという関係団体さんの意識が変わりました。適材適所、出来ること、得意なことを出来る人がやればよいという考えの元、作り上げることができたイベントです。
参加者の声
- 森の散さくや木工教室など、自然とふれ合う良い機会でした。(20代・会社員)
- あまり自然の中で遊んでなかったので、とても子どもがよろこんでました。(40代・主婦)
- 子供にノコギリを使わせてもらえて良かった(40代・パート女性)
- 木でいろいろいっぱいつくれたのが、たのしかったです。(小学2年生)
- 丸太をのこぎりで切れた(小学1年生)
イベント実施結果
- 参加者数
- 189人
- アンケート回答数
- 56
- 参加者満足度
- 100%
- 実施してよかった点
- ・伐採木を活動に利用することで、資源として有効活動をすることが出来た。
・実施団体、参加者に春のいのちあふれる時間の素晴らしさを伝えることができた。
・森に関わる様々な団体の意識改革になった。
・太宰府市長も見学来訪した。 - 実施して苦労した点
- なし
- 特に寄付が活きたと感じた点
- ・食の充実、森の害獣であるイノシシの現状を知る機会をイノシシの肉を食べることによって提供できた。
・チラシの作成、報告書の作成など活動を多くの人に知ってもらえるものの作成として有効活用できた。
- 主催・共催
主催:一般社団法人まほろば自然学校
共催:特定非営利活動法人ふくおかNPOセンター- 協力・後援等
- 後援:太宰府市 太宰府市教育委員会
協力:認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター - 協賛
- 損害保険ジャパン日本興亜株式会社