SAVE JAPAN プロジェクト 2013

青森 ういむい未来の里

サンショウウオたちが棲む森を次代に伝えるプロジェクト

森の観察会〜ミツバチ観察とハチミツ収穫〜


  
                    参加者のみなさん

■イベント概要

【スケジュール】
10:30 集合
11:00〜11:30 ニホンミツバチについてのお話
11:30〜12:30 ハチミツ収穫
12:30 解散

はじめに、ういむい未来の里CSO代表の小山内誠を講師に、ニホンミツバチの激減についてお話がありました。普段何気なく目にするニホンミツバチですが、様々な理由で激減している現状はとても深刻です。参加者のみなさんは真剣な表情で聞き入っていました。そしてニホンミツバチの生態について説明を受けました。

ハチミツ収穫では、森に仕掛けたハチの巣箱10箱のうち、3箱しかミツバチが入っていなかったことから、ミツバチ激減の実態を目の当たりにしました。その後、ニホンミツバチが営巣している箱から、貴重なハチミツを取り出し、参加者全員で少量ずついただきました。参加者のみなさんにとって、ニホンミツバチが生息する環境の保全について考える機会となったようです。 

 

                 営巣している貴重な巣箱。

 

 

              初めて見るハチの巣箱に興味津々です!

 

 貴重なハチミツです!

 

■イベントを実施して
参加人数32人 アンケート回答者数30人 満足度100%

■参加者感想

・巣箱に入っているハチの多さに驚いた。(40代女性)

・あまりハチが入っていない巣箱もあり、ハチが減少していることを実感した。(40代男性)

・巣箱の中を初めて見て、その形状にとても驚いた。(50代女性)

・ハチミツの色が巣箱で違ってびっくりした。(小学3年)

・ハチに刺されるかと思って怖かったけど、全然大丈夫だった。(小学校2年) 

 

■イベントを実施して苦労した点
今の時期のミツバチは人を刺さないものではあるが、安全には万全を期し事故が無いように留意しました。また、予想以上にハチが入っていない巣箱が多かったため、参加者全員に提供出来るか直前まで心配でしたが、なんとか全員に分けることが出来て良かったです。 

 

■イベントを実施して良かった点
ミツバチの巣箱を初めて見る方がほとんどだったので、中の形状にとても驚いており、ハチミツの味に感動してくれました。実際にハチが入っていない巣箱を見たことにより、ハチにとっての環境問題を、みなさんが真剣に話していました。 

 

■特に寄付が活きたと感じた点
ミツバチの巣箱を多数製作出来たことで、ニホンミツバチが激減する現状を伝えるという目的を達することが出来ました。また、安全に観察会を行うための整備費を確保できました。