青森 ういむい未来の里 サンショウウオたちが棲む森を次代に伝えるプロジェクト 森の観察会〜活動記録映像発表会と森の生物のお話し会〜 参加者のみなさん ■イベント概要 【スケジュール】10:30 集合11:00〜11:30 ニホンミツバチについてのお話11:30〜12:30 ハチミツ採取体験・試食12:30 解散 今年度最後の森の体験会は、雨天ということもあって、廃校王余魚沢小学校の多目的室での講座となりました。はじめに、ういむい未来の里CSO代表の小山内誠を講師に、今年度のテーマの一つである、ニホンミツバチの理解と保全についてお話がありました。参加者のみなさんはニホンミツバチが激減している現状に驚き、時折質問を交えながら真剣に聞き入っていました。 講義の後は、森に仕掛けておいたニホンミツバチの巣箱の一部を切り取り、ハチミツを採取しました。ミツの入っている巣は板状で、それが何層にも連なっており、その中にたっぷりのミツが入っています。参加者のほとんどがミツの入っている巣房を見るのが初めてで、その形やミツの入り方に驚嘆していました。参加者のみなさんには、ミツの入った巣房を少しずつ割って試食してもらいました。参加者のみなさんにとって、ニホンミツバチが生息する環境の保全について考える機会となりました。 小山内代表の「ミツバチのお話」 真剣な表情で聞き入っています 巣箱の巣房を切り取っています 初めて見る巣房 ハチミツの試食とイワナ飯の昼食を楽しみました ■イベントを実施して参加人数16人 アンケート回答者数14人 満足度100%■参加者感想 ・自然との関わりの作業や工夫が興味深い。(60代男性) ・天然の蜂蜜の味に感動しました!(20代女性) ・蜂が少なくなっていることが農薬が原因だと初めて知った。(30代女性) ・蜂をとる人や、どんなふうに蜂の巣が出来るかを知れた。(小学3年) ■イベントを実施して苦労した点ハチが入っていない巣箱が多かったため、参加者全員に提供出来るか直前まで心配でしたが、なんとか全員に分けることが出来て良かったです。 ■イベントを実施して良かった点ミツバチの巣箱の中や巣房を初めて見る方がほとんどだったので、中の形状にとても驚いており、ハチミツの味に感動してくれました。実際にハチが入っていない巣箱を見たことにより、ハチにとっての環境問題を、みなさんが真剣に考えてくれました。 ■特に寄付が活きたと感じた点ミツバチの巣箱を多数製作出来たことで、ニホンミツバチが激減する現状を伝えるという目的を達することが出来ました。