京都 京都大原里づくり協会
大原・里の森を散策しよう!~希少種が生息できる里の森・大原を目指して~
大原住民と行く!金毘羅山登山 ~来て見て触れて一緒に考える大原の里山環境保全~
■イベント実施日:2013年11月2日(土)9:30~15:30
■当日のスケジュール
<登山の部>
09:00 京都大原学院にて受付開始
09:30 開会式後、金毘羅山登山出発
●登山の道中、語り部がリーダーとして同行し、数班に分かれて話を聞きながら歩きます。
●山上の要所に環境保全啓発看板を設置します。
●高野川沿いのオオムラサキ飼育網室の見学もします。
朝のオリエンテーション。理事長よりご挨拶。
登山出発地点の江文神社でお参り。
登山途中の見晴らしスポットでひと息
最初のグループが金毘羅山山頂に到着
12:30 京都大原学院帰着後、昼食
<午後の部>
14:00 パネル・ディスカッション開始
<テーマ>「大原の環境について~里山と人との関わりから学ぶ~」
<パネリスト>登山時のリーダー、学校の理科の先生、郷土史家、大原の地元代表
※子ども向けのクイズコーナーもあります。
みんなで車座に座ってのディスカッション
15:00 10周年式典、挨拶
15:30 終了、解散
■イベントを実施して
「登山の部」の参加者
大人52人・子供17人の合計69人(スタッフ含む)
「午後の部」の参加者
大人58人・子供16人の合計74人(スタッフ含む)
※「登山の部」「午後の分」のどちらか一方でも参加した人を合計すると全部で79人
アンケート回答数:40通(大人:31通、子ども9通)
満足度:94%(大人31通のうち、「満足」・「やや満足」と答えた人の数:29通)
■参加者の感想
・大原の人たちの大原を愛する大切にしたいという気持ちが伝わってきました。(30代 女性)
・里山の維持、環境に関心が持てた。(30代 男性)
・皆さんの活動、地域のことなどを教えてもらいました。(大原に住民として)入ってきてくれた若者を大切にしてください。(70代 女性)
・大原の人の温かさが伝わるイベントでした。楽しかったです。(30代 女性)
・もっと高い山に登ってみたい。(10代 男性)
■イベントを実施して苦労した点
スタッフのみんなが熱いだけに、スタッフ同士でなかなか意見が合わず、ひとつひとつ合意をして先に進むのが本当に大変でした。
秋の大原は一年で一番の観光シーズンということや、他の行事と日程が重なってしまったりして、地元の人の参加がなかなか得られなかったのが苦労しました。逆に観光シーズンに地域でイベントを開催することはタブーとされていたので、ある意味このいい季節に登山する企画はチャレンジでした。
当日は、登山が予定より大幅に時間がかかり、プログラムの一部を割愛したり、午後の部を遅らせることになってしまいました。登山は何と言っても安全が第一なので、もっと余裕をもたせた予定を立てるべきだったと反省しました。
■イベントを実施してよかった点
多くの参加者がとても楽しんでくださり、たくさんの笑顔と出会えたこと。
大原の自然や文化の大切さについて、改めてみんなで共有できたこと。
大原外の人に、大原の自然の良さを知ってもらえたこと(イベントに参加しておられた在日外国人支援団体の方から、後日、京都の外国人旅行者や留学生と大原の人たちとの交流の機会をつくりたい、といった問い合わせをいただいたりしています。)
■今回のsavejapanプロジェクトでの資金が活きたと感じた点
チラシなどをより多くの方々に郵送できたことにより、地元選出の国会議員さんなどにもご参加いただけました。また、参加者を小グループに分けてそれぞれに登山リーダーを複数つけ、万全の体制で登山を楽しむことができました。