SAVE JAPAN プロジェクト 2013

三重 大杉谷自然学校

鳥羽の海岸と藻場を守ろう

アマモ場の生き物観察とアマモの種とり

■プログラムの概要

10:30-14:00
海の博物館でアマモ場とはどんなところか、アマモ場が減少している状況、保護活動の取組について話を聞いた。アマモ場のある浜へ15分ほど歩いて移動。アマモの種とり方法を聞き、熟した種を見分けながらハサミで切り、採取した。その後、アマモ場で網を使って様々な生き物を捕まえて、観察した。イカやエビ、魚の稚魚など多くの生き物を見つけることができた。最後に専門家の方から見つけた生き物についての説明を聞き、終了した。

 
 
【オリエンテーション】   【アマモ場へ移動】   【アマモ場に到着】
 
 
【種とりの解説】   【アマモ場の様子】   【アマモ場の種とりの様子】
 
 

【子どもたちも活躍】

  【収穫した種】   【記念撮影】
 
   
   
 【生き物観察】   【アマモ場のミニ水族館】    【色々な生き物解説】 
 
   
   
 【カニが砂に潜る様子を観察】   【かわいいタコも登場】     【ふりかえりとアンケート記入】

 

■イベントを実施して

参加人数:60名、アンケート回答数:53名
満足度: 満足77.8%、やや満足22.2%、どちらでもない0%、やや不満0%、不満0%

 

■参加者の感想

・天気もよく、海に入れる天候だった。アマモがどういうものなのか、よく知れた。
・身近な海の生体に触れることができたので。親子で参加できたので。
・アマモ場の重要性を生き物を通して子供達と学べるのがすばらしかったです。
・たくさんの生き物を知る事が出来た。一つの事がいろいろな事につながる事のふしぎ・・・?
・アマモというものを初めて知り、大変興味深かったです。今回の種が育ったすがたが見たいです。

 

■イベントを実施して苦労した点

プログラムの関係上、干満によって日程や 時間を調整しなければならないことに苦労しました。
多くの方に参加してもらいたかったのですが、大勢になることでプログラム中の移動や着替えなどに時間差ができてしまったことです。

 

■イベントを実施してよかった点

アマモ場やアマモの存在を知らない方にかかわりを持っていただき、環境への理解を深めることができました。特にアマモの保全活動の取組は今回のような種とり、他にも種の選別や海へ植えつけなど大勢の方の協力が必要なことが多く、協力者を増やすことにもつながったと思います。

 

■特に、寄付が活きたと感じた点

寄付金を利用して、隣接する博物館へ入館し、海の環境について理解を深めることができました。また、海に詳しい専門家を講師として呼ぶことで、参加者が普段はなかなか知らない海のことについて詳しく知ることができました。
アマモ場についてまだまだ知らない方が多い中、チラシの配布や印刷へ予算を使用することができ、広く広報することができたと思います。