SAVE JAPAN プロジェクト 2013

大阪 鵜殿ヨシ原研究所

世界無形文化遺産・雅楽のヨシ原、鵜殿を育てよう

<秋プログラム>雅楽(ががく)を支える「鵜殿(うどの)のヨシ原」を育てよう!その2

■イベント実施日
2013年12月1日(日) 10:00~12:30

■当日の大まかなスケジュール

【01 9:40 山崎出張所にて受付開始】 【02 9:50 オリエンテーション前に写真で事前学習】 【03 10:00 出発。堤防から淀川上流を眺めると、左奥は天下分け目の天王山、右奥は男山】
【04 堤防からヨシ原を見渡します】 【05 ヨシ原にて、小山所長より説明を聞きます】 【06 ヨシのすぐそばを歩きます】
【07 セイヨウカラシナ、どんな味かな?】 【08 セイヨウカラシナ、お土産に!】 【09 セイヨウカラシナ、リュックにしっかり!】
【10 お土産用のヨシを選別中】 【11 虫さん、元気かな?】 【12 みんなで集合写真】
【13 穂がキラキラ光ってる!】 【14 黄金色のヨシと秋の青空】 【15 黄金色のヨシと秋空】
【16 山崎出張所へ戻る途中、堤防からヨシ原を一望】 【17 秋の夕日とヨシ原】 【18 夕暮れのヨシ原】


■イベントを実施して
・参加人数:47人(大人44人、子ども3人)
・アンケート回答数:46通(大人:43通、子ども3通) ※97.9%
参加した満足度(大人):95.3%
 ※「満足」21(48.8%)、「やや満足」20(46.5%)、「どちらでもない」1(2.35%)、「やや不満」1(2.35%)

■参加者の感想
・ぜんぶたのしかった。つぎはもっといろんなきせつでやってほしい。いろんな動物とあいたい。(小学生)
・おもしろかった。鵜殿のヨシ原について知れた。(10代・男性)
・大阪に歴史的、文化的に重要な自然地域があることを知り、実際に見ることができてよかったです。(20代・男性)
・2週間前に来たときより、草木がかれていて、季節のうつり変わりを感じられた。(20代・男性)
・ヨシ原を実際に見ることが出来たため満足。動物を見れたこと。(30代・男性)
・近所の自然がすてきな事を初めて知りました。歩いていてとても気持ちが良かった。(40代・男性)
・ヨシ原に橋がかかるとは知らなかったので、知って良かった。(70代以上・女性)
・豊富なパンフが配布され、またマイクを使って参加者に良く聞こえるようにして頂いた。(70代以上・男性)
・日々変化する人工的なものに対する自然の力を再確認。人工的なものは増やすな。(70代以上・男性)

■イベントを実施して苦労した点
・秋の観察(植物の実り・養分を冬までに貯める時期)、冬のヨシ刈り(人間の収穫)で、関連性を持たせた内容を参加者に届く内容にすることが難しかったです。
・新聞やタウン誌に観察会や鵜殿の記事が載ったこともあり、申込者が多数、年齢層も広がりました。様々な興味、年齢の方々に生き物に関心を持ってもらい考えてもらうことに苦心しました。

■イベントを実施して良かった点
・9月に台風洪水で冠水して30年に一度の年となりました(冠水は29年ぶりのこと)。
 観察のポイントとして、自然環境への影響や変化、淀川の治水対策(河畔林の伐採、堤防強化など)を実際に見て考えてもらえました。参加者からの感想に、京都・嵐山の川の氾濫はニュースで知っていたが、下流の淀川の増水までは意識しなかった。現地で見て驚いたと聞いて、現地観察の重要性を再認識しました。

■savejapanプロジェクトでの資金が活きたと感じた点
・参加費を無料で実施できたことで参加人数の増加につながりました。家族や友人を誘いやすく一緒に参加しやすかったとの声が聞かれました。また遠方からの参加の方は数回来たいので、参加費が無料は良いと話されていました。