SAVE JAPAN プロジェクト 2013

栃木 見て、感じて、守ろう!「サシバと里山の仲間たち」実行委員会

見て、感じて、守ろう!「サシバの里」

サシバを近くで見てみよう&シンポジウム

■当日の大まかなスケジュール
12:30 受付け開始
   サシバのはく製等の展示品見学
   サシバについての説明会
13:30 開会式 市貝町町長の挨拶
       オオタカ保護基金 遠藤代表による説明
       SAVEJAPANプロジェクトの意義と説明
13:50 サシバの里の農作物のブランド化とマーケティングについて
    宇都宮大学農学部 助教 杉田 直樹
14:45 生物多様性を生かした地域づくり
    作新大学短期大学部 教授 青木 章彦
15:30 サシバの里づくり基本構想(案)について
    市貝町企画振興課 小林 敏章
15:55 サシバの里づくりへの意見交換会
    参加者全員 
17:00 閉会・解散

会場ではさっちゃんがお出迎え はく製だけどやっと間近でのご対面
師走でも沢山の人が来てくれました

前向きな発言が多く飛び交いました

 

■イベントを実施して
 参加人数 66人
 アンケート回答数 56名
 満足度 満足 24名 やや満足 29名 どちらでもない 3名(中学生以上回答者)

 

■参加者の感想
 ・サシバの里の構想がみえてきた。(60代男性)
 ・町全体の環境保全も必要。(50歳男性)
 ・日本一長い谷津田は地元の誇りだ。(60歳男性)
 ・サシバは思っていたより小さな鳥だ。(20代男性)

 

■イベントをして苦労した点
 昨年からサシバの繁殖する環境保全を行ってきたが、空高く飛んでいるサシバしかイベントでは見る事ができませんでした。参加者の中でも近くでサシバを見たいと要望も高かった。野生のサシバを間近で見る事は難しいので、屋内でのイベントでサシバのはく製を展示することにしました。
 どちらかというとメジャーな鳥では無いので、市貝町役場にあるものと、栃木県立博物館にあるものを展示しました。貴重なはく製なので、貸し出しを許可してもらうまでが大変でした。

 

■イベントを実施して良かった点
 意見交換会で、参加者の意見を聞いた時に思ったより地元の人達が、真剣に考え取り組もうとしている意見が多く聞けるようになったとき、イベントを実施して良かったと感じました。 

 

■特に寄付が活きたと感じた点(SAVEJAPANプロジェクト寄付金)                                 

このSAVEJAPANプロジェクトを通して、2年をかけてサシバの里山保全活動を行ってきました。サシバは希少生物ではありますが、市貝町には日本の中でもトップクラスの数のサシバが飛来してくる自然豊かな地域です。過去においては、このような地域は経済的には効率の悪い地域とされていましたが、今では豊かな自然を武器にサシバをシンボルとして町おこしのチャンスとしています。このイベントで、市貝町職員の方が「サシバの里づくり基本構想」を説明してくれるまでになりました。この時に「この寄付金が活きているなあ。」と感じます。

 

                         来年も皆さんとこうして会えたらいいですね。