SAVE JAPAN プロジェクト 2013

徳島 とくしま自然観察の会

シオマネキをとおして吉野川汽水域を知ろう

しおまねきをとおして 吉野川の干潟をしろう!-干潟でシオマネキやいろんな生きものを見つける自然観察会ー

実施日

2014年7月13日(日)

申込締切日

定員100人になった時点で締切ります。

活動内容

 吉野川河口域に多数生息している、シオマネキとハクセンシオマネキは環境省のレッドリスト(2006)において、「絶滅危惧II類(VU)」となっています。
 シオマネキは、オスの片方のはさみが巨大化した大型のカニ。大きい方のはさみを上下にゆっくりと振って、ダンスをするのは有名です。英語では“fiddler crab=バイオリン弾きのカニ”と呼ばれています。わが国では、その生息分布は限られていますが、吉野川河口のように、生息数が際だって多いところは他にはあまりありません。潮が満ちてくると、器用に泥でふたをつくり、巣穴をきれいに閉じてしまう「ふたかぶせ行動」がみられます。また巣穴の入口を煙突のように高く泥でつくる行動も知られています。
 シオマネキは、汽水域のシンボルであり、干潟にヨシ原が残り、自然度が高い河口域に見られることから、干潟や河口の自然が良好な状態で保たれているかどうかの環境指標動物になると言われています。シオマネキやトビハゼなど今や各地の干潟では見られなくなった干潟の生物を専門家といっしょに観察します。

開催場所と集合場所

開催場所:吉野川河口域の右岸側、住吉干潟
集合場所:吉野川河口南堤・グランド東詰(徳島市住吉4丁目)

持ち物

帽子、飲み物、手洗い用の水、長靴或いは指の出ない靴、タオル、小さい子供は着替えをご用意
ください。

対象者

小学生以上(小中学生は保護者同伴のこと)

雨天時について

雨天延期、少雨決行(注;延期の場合は参加申し込み者に前日までに連絡)

実施団体

とくしま自然観察の会
協働団体:市民未来共社、日本NPOセンター
協賛:株式会社損害保険ジャパン、日本興亜損害保険株式会社

お問合せ先

とくしま自然観察の会 
〒770-0802 徳島市南昭和町3-19-1
Fax. 山中 088-625-2293(井口) Tel. 088-623-6783
E-mail: madoguchi@shiomaneki.net

参加者へのメッセージ

広大な干潟をもつ吉野川河口域は、多様な生物が生息する魅力ある環境が形成されています。都市部にある干潟で、親子や友達と一緒にカニやハゼなどを観察しましょう。専門家が生き物の解説をしてくれます。干潟を身近に感じて頂けるイベントにしています。