SAVE JAPAN プロジェクト 2013

徳島 とくしま自然観察の会

シオマネキをとおして吉野川汽水域を知ろう

干潟調査で何がわかるかな?

■当日の大まかなスケジュール

吉野川南岸グランド東詰に集合、受付後、参加者に調査説明、班分け、班別に調査開始、調査終了後に講師から説明、記念写真、アンケート記入、好きな生物を画用紙に描いて、終了。

①集合、スケジュール等説明 ②注意事項を絵で説明 ③班別に観察会・渡り鳥観察
     
 
 
 
④チゴガ二の生息地を観察
(チゴガ二のダンスが
みられました) 
⑤干潟に入る前に準備・説明 ⑥かごやトレイに生物採取
     
 
 
 
 ⑦集まってきた干潟の生き物  ⑧和田先生が一つ一つ解説  ⑨記念撮影


■イベントを実施して

・参加人数:31名(うち子供12名) アンケート回答者:大人19名、こども11人

・参加された方の満足度(割合):満足度 92 %
*アンケートの満足度は高く、暑くもなく寒くもなく丁度いい気温で、過ごしやすい1日でした。様々
な生物を子供たちが見つけ、丁寧な講師の解説も評判がよかった。

■参加者の感想(アンケートより抜粋)
・自分で(生物を)とって探すことができたこと。
・渡り鳥の生態について、何処から飛んできて何処へ飛んでいくか知ることが出来て満足。
・大人も子供も一緒になって楽しみ身近な自然を感じ取ることが出来たこと。
・色々なハゼやカニの仲間を名前を教えてもらった。
・吉野川が有数の生息地と知ったこと。
・広大な干潟、丁寧なプログラム(講師のわかりやすい説明)が良かった。
・色々な分野のスペシャリストの話(鳥類、貝類、カニ類など)が聞け、とても興味深かった。
・しっかり観察でき、解説してもらったことでより身近に生物の事を知ることが出来た。
・普段みられない生き物がいっぱい見られて感激した。子供たちにもいい経験をさせられた。

■イベントを実施して苦労した点
子供達に調査してもらう方法に工夫がいったこと。「生きものみっけリスト+干潟の地図」に①川とどろの生き物18種類、②鳥類を10種類 ③とんぼ、ちょうの30種を挙げて、みつけた生き物を記入するようにしたが、最後の解説の時には紙がどこかにおいてしまった子供が多く、殆ど記入していなかったことは今後の方法を検討する必要がある。なお、前日、講師と一緒に現地を視察して、現場での説明方法なども相談し、事前の準備に時間をかけたのがよかった。

■イベントを実施してよかった点
いろいろな方々の協力、講師の方々の丁寧な説明と助言が今回も助かりました。参加者の方々の満足度も高く、アンケートの自由記入欄には多くの方々が記載してくれました。神戸から参加したボランティアスタッフ(アウトドアショップに勤務する若者5人)も機材の提供や手伝いがあったことも助かりました。今回もスタッフは12人になり、スタッフの参加度も高いです。

■特に、寄付が活きたなーと感じた点
3回のプログラムで毎回、専門家(講師)を招へいでき、参加者にポイントを押さえた説明ができ、子供たちにも印象深いプログラムになったと思われる。なによりも参加者の満足度や次に継続する事業に繋がっていくことが良かったと思います。